金融用語集 企業分析
決算書・株価指標・企業のアクションから、銘柄の価値を読み解く用語。 「企業分析」に属する金融用語を 196 語収録。カテゴリ内検索・50音・重要度・図解/計算式の有無で絞り込めます。
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全 196 語
あくてぃぶあかうんと
アクティブアカウントは、一定期間に決済、送金、購入、ログインなどの条件を満たした利用者アカウント数を示す指標。PayPalのような決済・ウォレット企業の利用者基盤を見るために使わ…
あくてぃぶせらー
アクティブセラーは、一定期間内に販売や出品などの条件を満たした売り手の数を示す指標。マーケットプレイスの供給側の厚みを見るために使われる。
あくてぃぶばいやー
アクティブバイヤーは、一定期間内に購入などの条件を満たした買い手の数を示す指標。ECやマーケットプレイスの需要側の厚みを見るために使われる。
あなりすとれーてぃんぐ
アナリストレーティングは証券会社の株式アナリストが銘柄に対して付ける投資判断(Buy・Hold・Sell や 5段階評価)と目標株価。市場全体の期待値を形成する一次情報として広く…
あーるぴーおー
RPOは、契約済みだがまだ売上として認識されていない将来収益のこと。繰延収益に加えて、まだ請求していない非解約契約分も含むため、SaaSやクラウド企業の将来売上パイプラインを見る…
いっかぶあたりねっときゃっしゅ
一株当たりネットキャッシュは「(現金及び同等物 − 有利子負債)÷ 発行済株式数」で計算され、株主一人が株式を保有することで間接的に持つ「純現金」の金額を示す。財務余力と株価に含…
いんたーちぇんじふぃー
インターチェンジフィーは、カード決済で加盟店側の銀行からカード発行会社へ支払われる手数料。決済会社や加盟店のコスト構造を理解するうえで重要である。
いーしーぴーえむ
eCPMは、広告収益を1,000表示あたりに換算した実効単価のこと。CPM、CPC、CPAなど異なる課金方式の広告を同じ尺度で比較するために使われる。
いーぴーえす
企業の「1株あたりの純利益」を示す指標。株式投資で最も重要な企業分析指標のひとつで、EPSが伸び続けている企業は成長株として高く評価される。
いーぶいせーるす
EV/Sales倍率は企業価値(EV)を年間売上高で割った指標。PSRが株式時価総額ベースなのに対し、EV/Salesは有利子負債と現金も加味するため、資本構成が異なる企業同士の…
うぇはーとうにゅうまいすう
wafer starts(ウェハー投入枚数)とは、半導体工場で一定期間に製造ラインへ投入されたシリコンウェハーの枚数を示す指標である。完成品の出荷数ではなく、生産の入口を測る数字…
えくすぱんしょんしゅうえき
エクスパンション収益は、既存顧客から追加で得る売上のこと。上位プランへの移行、ユーザー数の増加、追加機能の購入、利用量の増加などによって生まれ、SaaS企業の成長の質を大きく左右…
えむあーるあーる
MRRは、SaaSやサブスク事業が毎月どれだけの継続収益を得ているかを示す指標。ARRより短い単位で、契約の増減、解約、アップセルの変化を追いやすい。
えむえーゆー
MAUは、一定の30日または1か月の期間にサービスを利用したユーザー数を示す指標。SNS、アプリ、ゲーム、マーケットプレイスの利用者規模を見るために使われる。
えーあいいんふら
AIインフラは、AIモデルを学習・推論させるための計算基盤のこと。GPUやAI半導体だけでなく、データセンター、電力、冷却、ネットワーク、ストレージ、推論ソフトウェアまで含む。
えーあいせつびとうし
AI設備投資は、AIサービスを提供するために企業が投じるサーバー、GPU、データセンター、ネットワークなどへの設備投資のこと。AIブームの収益性を読むうえで重要な指標である。
えーあーるあーる
ARRは、SaaSやサブスク企業が毎年どれだけの継続収益を見込めるかを示す指標。単発売上ではなく、契約が続く前提の年間売上を表すため、成長の土台を読むうえで重要である。
えーあーるぴーえー
ARPAは、1アカウントあたり平均でどれだけの売上を生んでいるかを示す指標。B2B SaaSでは、顧客単価や価格改定、アップセルの効果を見るために使われる。
えーおーぶい
AOVは、1回の注文あたり平均でいくら購入されているかを示す指標。EC、デリバリー、旅行予約、マーケットプレイスの売上やGMVを分解するときに使われる。
えーしーぶい
ACVは、1つの顧客契約が1年あたりどれだけの契約価値を生むかを示すSaaS指標。複数年契約や契約期間の違う案件を、年換算で比較しやすくするために使われる。
かぶしきほうしゅう
株式報酬は、従業員や役員に現金ではなく株式・RSU・ストックオプションなどで報酬を支払う仕組み。成長企業では人材獲得に重要だが、既存株主にとっては希薄化や実質コストの確認が欠かせ…
がくしゅうこすと
学習コストは、AIモデルを作るためにデータを使ってモデルを訓練する段階で発生する費用。GPU時間、データ整備、人材、クラウド利用料などが含まれる。
きゃっしゅらんうぇい
キャッシュランウェイは、現在の手元資金で会社があと何ヶ月運営できるかを示す指標。赤字成長企業やスタートアップの資金繰り、安全余裕、追加資金調達の必要性を読むために使う。
ぎょうせきよそうしゅうせいのひろがり
業績予想修正の広がり(Revision Breadth、修正リビジョン)は「上方修正された銘柄数 − 下方修正された銘柄数」を全体銘柄数で割った指標。市場全体・セクター別の利益サ…
くりのべしゅうえき
繰延収益は、企業が先に代金を受け取ったものの、まだ売上として認識していない金額のこと。SaaSやサブスク企業では年額契約を前払いで受けることが多く、将来売上の一部を示す重要な負債…
ぐろすぶっきんぐす
Gross Bookingsは、配車、旅行、フードデリバリーなどのプラットフォーム上で発生した取引総額を示す指標。企業の売上ではなく、プラットフォームを通過した経済規模を見るため…
けいさんじょうのせいきゅうがく
計算上の請求額は、SaaS企業が一定期間にどれだけ顧客へ請求したかを、売上高と繰延収益の増減から推計する指標。売上より早く契約・請求の勢いを反映するため、成長の先行指標として使わ…
けいざいてきほり
経済的堀とは、競合が簡単にまねできない持続的な競争優位のこと。ブランド、ネットワーク効果、乗り換えコスト、コスト優位、規模の効率などによって、高い利益率やROICを長く守れる企業…
けっさいしょうにんりつ
決済承認率は、決済試行のうちカード会社や発行銀行などに承認され、支払いが成立した割合を示す指標。オンライン決済の売上機会を左右する重要な運用指標である。
こうこくしゅうえき
広告収益は、広告主から受け取る広告掲載料や広告配信料によって得られる売上のこと。検索、SNS、動画、アプリ、メディア、リテールメディア企業を分析するときの中心指標である。
こうこくひょうじかいすう
広告表示回数は、ユーザーに広告が表示された回数を示す指標。広告収益型の企業では、売上成長を分解するための基本的な数量指標である。
こきゃくしゅうちゅうど
顧客集中度は、売上のどれだけが一部の大口顧客に依存しているかを見る指標。B2B SaaS、半導体、受託製造、広告、プラットフォーム企業のリスク分析で重要である。
こほーとぶんせき
コホート分析は、同じ時期や同じ条件で獲得した顧客グループを追跡し、継続率、購入頻度、売上、解約率の変化を見る分析方法である。
こんとらくしょんしゅうえき
コントラクション収益は、既存顧客の契約縮小によって失われる売上のこと。解約まではしていなくても、下位プラン移行、利用量減少、座席数削減、機能削除によってARRやMRRが減る状態を…
さーすくいっくれしお
SaaSクイックレシオは、増えたMRRが、失われたMRRの何倍あるかを見る指標。新規・拡張による成長と、解約・縮小による流出を比べて、成長の効率を測る。
さーすまじっくなんばー
SaaSマジックナンバーは、営業・マーケティング費用がどれだけ効率よく新しいARRを生んでいるかを見る指標。成長しているSaaS企業が「お金を使って伸びているだけ」なのか、「効率…
ざいこにっすう
inventory days(在庫日数)とは、企業が保有する在庫が売上原価に対して何日分あるかを示す指標である。在庫が多いほど日数は長くなり、需要に対して製品や部材が余っている可…
しーあーるぴーおー
cRPOは、RPOのうち今後12か月以内に売上として認識される見込みの金額。長期契約を含む総RPOより短期売上との関係が強く、クラウド企業の翌年成長を読むうえで重視される。
しーとかきん
シート課金は、利用するユーザー数やライセンス数に応じて料金が増えるSaaSの価格モデル。1ユーザー月額いくら、1席年額いくらという形で表現される。
しーぴーえむ
CPMは、広告が1,000回表示されるごとに広告主が支払う単価を示す指標。広告主側の買付単価、メディア側の広告在庫価値を測る基本指標である。
じゅうりょうかきん
従量課金は、ユーザー数や固定プランではなく、実際の利用量に応じて料金が決まる価格モデル。クラウド、データ基盤、API、AIサービスで広がっており、顧客の利用拡大がそのまま売上成長…
じーあーるあーる
GRRは、既存顧客からの売上が解約や縮小によってどれだけ残ったかを見る指標。アップセルや値上げによる増加分を含めないため、既存売上の守りの強さを測りやすい。
じーぴーぶい
GPVは、加盟店や決済端末を通じて処理されたカード決済などの総取扱高を示す指標。BlockのSquare事業のような加盟店向け決済ビジネスでよく使われる。
すいろんこすと
推論コストは、AIモデルがユーザーの入力に対して回答や予測を生成するたびに発生する計算コスト。生成AIアプリの粗利率を左右する重要な費用である。
せつびとうしひりつ
設備投資比率は、売上高に対してどれだけ設備投資をしているかを見る指標。AI・クラウド・半導体など、資本集約的な成長企業の負担を読むために使われる。
せんたんぱっけーじんぐ
advanced packaging(先端パッケージング)とは、複数のチップやメモリを高密度に接続し、1つの高性能システムとして動かすための先端実装技術である。CoWoS、InF…
せーるすえふぃしぇんしー
Sales Efficiencyは、営業・マーケティング費用をどれだけ効率よく新しい継続収益に変えられているかを見る指標。SaaS企業の成長の「燃費」を測るために使われる。
たっく
TACは、検索エンジンや広告ネットワークがトラフィックや広告在庫を得るためにパートナーへ支払う費用。Alphabetの収益性を見るうえで特に重要な指標である。
ちゅうもんひんど
注文頻度は、1人の顧客やアクティブユーザーが一定期間に何回注文するかを見る指標。ECやデリバリー、旅行、マーケットプレイスの利用習慣を測るために使われる。
でぃーしーえふ
DCFは、企業が将来生み出すフリーキャッシュフローを現在価値に割り引いて、企業価値を推計するバリュエーション手法。株価が「安いか高いか」を、利益倍率だけでなく将来の現金創出力から…
でざいんうぃん
design win(デザインウィン)とは、半導体や部品メーカーの製品が、顧客の新製品設計に正式採用されることを指す。採用が決まってもすぐ売上になるとは限らないが、量産開始後の将…
でーたせんたーせつびとうし
データセンター設備投資は、クラウドやAIサービスを支える建物、サーバー、電力、冷却、ネットワーク設備への投資額を指す。AI需要の拡大で注目度が高まっている項目である。
とらんざくしょんまーじん
トランザクションマージンは、決済や取引から得た収益から、取引に直接かかる費用や損失を差し引いた利益率を見る考え方。決済企業の実質的な収益性を測るのに使われる。
とーくんたんか
トークン単価は、AIモデルが処理・生成するトークン1単位あたりのコストを示す指標。生成AIサービスの価格設定と粗利率を考えるうえで重要である。
ねっとにゅーえーあーるあーる
Net New ARRは、一定期間にどれだけARRが純増したかを示すSaaS指標。新規顧客、既存顧客の拡張、縮小、解約をまとめて、継続収益の増減を1つの数字で見る。
はいぱーすけーらー
ハイパースケーラーは、世界規模のクラウド基盤を持ち、巨大なデータセンター、ネットワーク、AI計算資源を提供する企業のこと。Microsoft Azure、AWS、Google C…
はんばいひおよびいっぱんかんりひ
商品やサービスを売るための費用と、会社全体を運営するための費用をまとめた損益計算書の区分です。売上総利益からこれを差し引くと営業利益になります。
ばーんまるちぷる
バーンマルチプルは、1ドルの純増ARRを得るために何ドルのキャッシュを燃やしているかを見る指標。赤字成長中のSaaS企業の資本効率を測るために使われる。
ばーんれーと
バーンレートは、企業が毎月どれだけ現金を消費しているかを示す指標。特に赤字のスタートアップやSaaS企業では、手元資金がどれくらい持つかを判断するための基本数字になる。
びーびーれしお
book-to-bill ratio(BBレシオ)とは、一定期間の受注額を出荷額または売上額で割った指標である。1.0を上回れば受注が出荷を上回り、需要が積み上がっている状態を示…
ぴーいーあーる
「この株価は利益の何年分か」を示す基本的な株式評価指標。数値が高いほど割高・低いほど割安とされるが、業種と成長性で目安は大きく異なる。
ふぁうんどりびじねす
foundry business(ファウンドリビジネス)とは、自社で半導体を設計するのではなく、顧客企業から受託してチップを製造する事業モデルである。代表例はTSMCのような専業…
ふぁぶかどうりつ
fab utilization(ファブ稼働率)とは、半導体製造工場が持つ生産能力に対して、実際にどれだけ稼働しているかを示す指標である。半導体工場は装置、クリーンルーム、人員、電…
ふぃるれーと
フィルレートは、広告リクエストのうち実際に広告が配信された割合を示す指標。メディアやアプリの広告在庫がどれだけ埋まっているかを見るために使われる。
ふせいそんしつりつ
不正損失率は、決済取扱高や売上に対して、不正利用・詐欺・なりすましなどで発生した損失がどれだけあるかを見る指標。決済・EC・フィンテック企業のリスク管理で重要である。
ぶっきんぐ
ブッキングは、一定期間に新たに締結された契約額や受注額を示す指標。SaaSやエンタープライズソフトウェアでは、売上になる前の契約獲得力を見るために使われる。
ぶどまり
yield rate(歩留まり)とは、投入したウェハーや製造したチップのうち、仕様を満たして良品として出荷できる割合を示す指標である。半導体製造では微細な欠陥が製品不良につながる…
ぷろせすとぼりゅーむ
Processed Volumeは、決済会社が実際に処理した決済金額の総額を示す指標。Adyenのような決済処理プラットフォームでは、事業規模と加盟店利用の広がりを見るために使わ…
ぷろせすのーど
process node(プロセスノード)とは、半導体の製造世代や微細化レベルを示す呼び名で、3nm、5nm、7nmなどの表記で使われる。現在のノード名は単純な物理寸法そのもので…
へいきんこうこくたんか
平均広告単価は、広告1件あたり企業がどれだけの広告収益を得ているかを示す指標。広告表示回数と並んで、広告収益の伸びを分解するために使われる。
へいきんはんばいかかくえーえすぴー
average selling price(ASP、平均販売価格)とは、販売した製品やサービスの1単位あたり平均価格を示す指標である。半導体では、チップ、ウェハー、装置、メモリ、…
よんじゅっぱーせんとるーる
40%ルールは、SaaS企業の成長率と利益率を足して40%以上なら、成長と採算のバランスが良いと見る経験則。高成長でも赤字が大きすぎる企業、黒字でも成長が止まった企業を一つの軸で…
ろごりてんしょん
ロゴリテンションは、既存顧客のうち何社が契約を継続したかを見る指標。金額ではなく、顧客数やアカウント数をベースにした継続率である。
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