「MAU(月間アクティブユーザー)」とは
MAUは、一定の30日または1か月の期間にサービスを利用したユーザー数を示す指標。SNS、アプリ、ゲーム、マーケットプレイスの利用者規模を見るために使われる。
📌 投資判断のポイント
MAUはユーザー基盤の大きさを見る指標。定義差が大きいため、ARPUや利用頻度と一緒に見る。
📐 計算式・数値の目安
MAU = 対象期間中にアクティブ条件を満たしたユニークユーザー数
詳しい仕組み・意味
MAUはMonthly Active Usersの略で、月間アクティブユーザーと訳される。多くの場合、ログイン、アプリ起動、ウェブ訪問、投稿、購入など、企業が定めた「アクティブ」の条件を満たしたユーザー数を数える。
MAUが増えている企業は、ユーザー基盤が広がっている可能性がある。ただし、MAUは売上ではない。広告収益型ならARPU、ECやマーケットプレイスなら注文頻度やAOV、SaaSなら有料転換率と組み合わせて初めて収益力が見える。
具体例・注意点
MAUが1億人でも、利用頻度が低く、広告単価や購入率が低ければ収益性は限定的である。逆にMAUの伸びが小さくても、既存ユーザーの課金率やARPUが上がれば売上は伸びる。
注意点は、MAUの定義が企業ごとに違うことだ。ログインだけで数えるのか、一定の行動を必要とするのか、複数アカウントやボットをどう扱うのかを確認したい。
投資判断での使い方
MAUは、ユーザー基盤の広がりを見る入口になる。DAU、DAU/MAU比率、ARPU、注文頻度、コホート分析と組み合わせると、単なる登録者数ではなく、継続的に使われるサービスかどうかを判断しやすい。
特に広告型ビジネスでは、MAUの地域構成も重要である。ユーザー数が増えても、広告単価の低い地域が中心ならARPUは伸びにくい。反対に、先進国ユーザーや購買意欲の高いユーザーが増えると、同じMAUでも売上の質は高くなる。
関連用語
DAUはサービスが日常的に使われているかを見る指標。MAUと比べると習慣化の強さが見えやすい。
ARPUは1ユーザーあたり平均売上。顧客数と単価のどちらで成長しているかを見る。
ARPAはアカウント単位の平均売上。B2B SaaSではARPUより顧客単価やアップセルの実態を見やすい。
注文頻度はユーザーがどれだけ繰り返し使うかを見る指標。AOVや粗利率と合わせて収益性を確認する。
コホート分析は平均値に隠れた継続率や顧客価値を見る方法。顧客獲得の質と長期価値を判断しやすくなる。
売上高を示す最も基本的な指標で、企業の規模や成長性の出発点となる。ただし利益は含まれないため、単独では企業の良し悪しは判断できない。
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本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。