「EPS(1株当たり純利益)」とは
企業の「1株あたりの純利益」を示す指標。株式投資で最も重要な企業分析指標のひとつで、EPSが伸び続けている企業は成長株として高く評価される。
超重要用語 — 投資家の必修単語
株価を動かすのはEPSだ。1株の稼ぎ力を追え。
📌 投資判断のポイント
EPSは「1株あたり純利益」。PERの計算基盤で、株価の理論的な根拠になる最重要指標。EPSが伸び続けている企業こそ本物の成長株だ。
📐 計算式・数値の目安
計算式:EPS = 当期純利益 ÷ 発行済み株式数
詳しい仕組み・意味
EPSはEarnings Per Share(1株当たり利益)の略だ。企業全体の純利益を発行済みの株式数で割ることで、株1枚あたりどれだけ稼いだかを示す。
計算式
EPS = 当期純利益 ÷ 発行済み株式数
例:純利益100億円・発行済み株式数1億株 → EPS = 100円
なぜEPSが重要か
- PER(株価収益率)の計算式の分母となる(PER = 株価 ÷ EPS)
- EPSが上がれば理論的に株価も上がりやすい
- 四半期・通期のEPS成長率が市場予想を上回ると「サプライズ」として株価が急騰することがある
EPSの種類
- 実績EPS:過去の決算で確定した値
- 予想EPS:アナリストが予測する将来の値(コンセンサス予想)
- 希薄化EPS:ストックオプションや転換社債を株式に換算した保守的な値
具体例・注意点
米国株で特に重視される「EPS成長率」。過去5年間のEPS成長率が15%以上の企業をグロース株と分類するスクリーニング手法が一般的だ。
注意点:
1. 自社株買いでEPSは上がる:純利益が同じでも、株式数を減らせばEPSは機械的に上昇する。純利益の実態も確認しよう
2. 一会計期間の比較だけでは不十分:数期にわたる成長トレンドで判断するのが基本
3. 業種によって水準が大きく異なる:EPS単体の絶対値より、同業他社・業界平均との比較が重要
関連用語
株価が1株当たり利益(EPS)の何倍かを示す基本評価指標。PBR(資産ベース)と異なり利益の稼ぐ力で評価する。業種別目安(成長株20〜30倍超/バリュー株10〜15倍)を押さえて同業種内比較に使う。
株主資本を使ってどれだけ効率よく利益を出したかを示す指標。企業の収益力の質を測る重要な指標で、PBRとも密接に関係する。
企業が自社株を買い戻すことで株主価値を高める還元手法。株式数が減ることでEPSが上昇し、株価に影響を与える。
企業の一部を所有する権利であり、配当と値上がり益の両方からリターンを得る資産クラス。投資の基本となる。
売上高を示す最も基本的な指標で、企業の規模や成長性の出発点となる。ただし利益は含まれないため、単独では企業の良し悪しは判断できない。
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