目標株価

企業分析
よみ:もくひょうかぶか
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛 最終更新:2026-07-13
🗂 株価・企業を分析する ★ 発展

「目標株価」とは

目標株価(Target Price)はアナリストが「12ヶ月後に妥当」と考える株価水準で、業績予想・バリュエーション倍率・割引率・成長率などの前提条件をもとに算出される。投資判断(レーティング)と組み合わせて発信される。

📌 投資判断のポイント

目標株価はアナリストが12ヶ月後に妥当と考える株価水準。PER倍率法・DCF・SOTPで算出される。現在株価との差だけで判断せず、目標達成までの想定期間・カタリスト・前提の妥当性を確認する。利益見通し改善か単なる倍率拡大かを区別することが大事。

詳しい仕組み・意味

目標株価の算出には主にPER倍率法(予想EPS × 妥当PER)、DCF(ディスカウンテッド・キャッシュフロー)、SOTP(事業別合計法)、同業比較法が使われる。アナリストはこれらを組み合わせて目標株価を提示するが、前提(利益成長率・割引率・ターミナルバリュー想定)の置き方で大きく変動する。コンセンサス目標株価(複数アナリストの平均)は機関投資家のリバランス基準にもなり、急変動局面では目標株価の引き上げ・引き下げが連鎖的に起きる。

具体例・注意点

目標株価は予測であり保証ではない。現在株価との差(アップサイド)だけで判断せず、目標達成までの想定期間・カタリスト・前提の妥当性・過去の予想精度を確認することが必須だ。アナリストは現在株価から大きく乖離した目標を出しにくく、株価変動に追随して目標も動く傾向(recency bias)がある。「目標株価が上方修正された理由」が利益見通し改善か単なる倍率拡大かを区別することが、本質的な情報を抽出する鍵となる。

関連用語

企業分析 の他の用語

🏷 関連タグ

目標株価 アナリスト 株価評価 投資判断

RECOMMENDED COURSE

この用語を、講座で体系的に学ぶ

意味だけでなく、投資判断にどう使うかまで専門家から学べます。

講座を見る →

⚠️ ご利用にあたって

本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。

講座を見る → 無料ガイドを受け取る