「株主資本等変動計算書」とは
1年間で純資産がどう増減したかを、原因ごとに示す財務諸表です。貸借対照表の純資産の期首と期末をつなぐ役割を持ちます。
📌 投資判断のポイント
純資産が1年でどう動いたかを原因別に示す財務諸表。利益剰余金の減少は赤字とは限らず、配当や自己株式取得といった株主還元の結果であることもあります。
詳しい仕組み・意味
純資産は、当期純利益による増加だけで動くわけではありません。配当金の支払い、自己株式の取得や処分、新株の発行、その他の包括利益累計額の変動など、複数の要因で増減します。株主資本等変動計算書は、これらを資本金・資本剰余金・利益剰余金・自己株式といった項目別に並べ、期首残高から期末残高までの経路を示します。
会社法および金融商品取引法の下で作成が求められる財務諸表の一つで、有価証券報告書にも収録されます。
具体例・注意点
利益剰余金が減っていても、赤字とは限りません。多額の配当や自己株式の取得を行えば、黒字でも減少します。株主還元の姿勢を読むには、当期純利益と配当金、自己株式取得額の3つを並べて見るのが実務的です。損益計算書だけでは分からない資本政策の実態が、この計算書には表れます。
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⚠️ ご利用にあたって
本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。