社外取締役

企業分析
よみ:しゃがいとりしまりやく
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛 編集方針
🗂 株価・企業を分析する ★★ 標準

「社外取締役」とは

その会社や子会社の業務執行に関わったことがない立場から選ばれる取締役で、経営陣を外部の目で監督する役割を担います。

📌 投資判断のポイント

その会社の業務執行に関わったことがない立場から経営を監督する取締役。プライム市場では独立社外取締役を取締役会の3分の1以上選ぶことが求められる

社外取締役はどういう仕組み?

会社法第2条第15号は、社外取締役を、現在および過去10年間にその会社や子会社の業務執行取締役・従業員などでなかった人と定めています。2021年3月施行の改正会社法により、有価証券報告書を提出する一定の大会社には、社外取締役を置くことが義務づけられました。

東京証券取引所のコーポレートガバナンス・コードは、プライム市場の上場会社に、経営陣から独立した独立社外取締役を取締役会の少なくとも3分の1以上選任するよう求めています。

独立性の判断基準は取引所が示し、会社はそれを踏まえて自社の基準を定めて開示します。主要な取引先の出身者や、多額の報酬を受け取っている弁護士・コンサルタントなどは、社外取締役の要件を満たしていても、独立性に疑問があるとされる場合があります。

社外取締役の具体例と注意点は?

社外取締役は、経営陣の報酬や後任の選び方、M&Aや買収提案への対応など、経営陣と株主の利害がぶつかりやすい場面で意見を述べることが期待されます。

人数がそろっていても、実際に機能しているかは別の問題です。株主総会の招集通知やコーポレート・ガバナンス報告書で、経歴や取締役会への出席状況、ほかの会社との兼任数を確かめると、形だけの選任かどうかを見分ける手がかりになります。

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