「株主総会」とは
株主が集まり、取締役の選任や剰余金の配当、定款の変更など、会社の基本的な事項を決める最高の意思決定機関です。
📌 投資判断のポイント
取締役の選任や配当、定款の変更などを株主が決める会社の最高意思決定機関。3月決算の会社は6月下旬に開くことが多く、出席しなくても議決権を事前に行使できる
株主総会はどういう仕組み?
毎事業年度の終了後に開く定時株主総会と、必要に応じて開く臨時株主総会があります。権利を行使できる株主を決める基準日から3か月以内に総会を開く必要があるため(会社法第124条第2項)、3月決算の会社の多くは6月下旬に定時株主総会を開きます。
上場会社では、2023年3月以降に開く総会から、招集通知の資料をウェブサイトに掲載して株主に知らせる電子提供制度が始まりました。
総会の決議の方法に法令や定款への違反があった場合、株主は決議の日から3か月以内に決議の取消しを裁判所に求めることができます(会社法第831条)。総会の運営も株主の権利を支える仕組みの一部として、法律で細かく定められています。
株主総会の具体例と注意点は?
議決権を6か月以上続けて一定数(総株主の議決権の1%以上または300個以上)持つ株主は、取締役会を置く会社に対して議案を提案できます(株主提案権)。近年は、資本の使い方や取締役の選任をめぐって、株主提案が出される例が増えています。
招集通知には、議案の中身のほか、事業報告や計算書類、取締役候補者の経歴などが載っています。総会に出席しない株主も、事前に招集通知を読んで議決権を行使すると、会社の方向性を確かめる機会になります。
関連用語
株主総会で議案に賛否を示す株主の権利。上場会社では通常100株で1個あり、単元未満株には付かない。重要な議案は3分の2以上の賛成が必要になる
その会社の業務執行に関わったことがない立場から経営を監督する取締役。プライム市場では独立社外取締役を取締役会の3分の1以上選ぶことが求められる
企業の利益を株主に分配するインカムゲインの代表。配当利回り3〜5%台が日本の高配当株の目安。NISAを使えば配当も非課税になり、再投資による複利効果も狙える。
上場企業向けの企業統治指針で、コンプライ・オア・エクスプレインが特徴。資本効率や株主還元を意識した経営を後押しする。形式的な順守表明にとどまる企業もあり、社外取締役比率や実際の資本政策など中身を確かめたい。
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