「非支配株主持分」とは
連結子会社の純資産のうち、親会社以外の株主に帰属する部分を示す項目です。かつては少数株主持分と呼ばれていました。
📌 投資判断のポイント
連結子会社の純資産や利益のうち、親会社以外の株主に帰属する部分。1株当たり利益などを見るときは、この分を除いた後の金額を使う。
詳しい仕組み・意味
連結決算では、支配している子会社の資産・負債・収益・費用を100%合算します。しかし出資比率が100%でない場合、その子会社の純資産や利益のすべてが親会社のものではありません。そこで、親会社以外の株主に帰属する部分を切り出し、連結貸借対照表では純資産の部に非支配株主持分として、連結損益計算書では非支配株主に帰属する当期純利益として表示します。親会社株主に帰属する当期純利益は、連結全体の当期純利益からこの分を差し引いた後の金額です。
具体例・注意点
上場子会社を多く抱える企業では、連結の売上高や営業利益が大きく見えても、親会社株主に帰属する利益はその割に伸びないことがあります。1株当たり利益や自己資本利益率を計算するときに使うのは、非支配株主分を除いた後の利益と資本です。合算後の数字と親会社株主に帰属する数字を混同すると、収益性を過大に評価してしまいます。
関連用語
企業分析 の他の用語
🏷 関連タグ
会計
連結決算
財務諸表
⚠️ ご利用にあたって
本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。