「セグメント利益」とは
企業を事業や地域といった区分に分けたときに、その区分ごとに開示される利益のことです。
📌 投資判断のポイント
事業や地域の区分ごとに開示される利益。何を利益とするかは企業ごとに異なるため、他社比較や区分変更時の前年対比では定義の確認が要る。
詳しい仕組み・意味
セグメント情報は、経営者が業績を評価し資源配分を決めるために用いている社内の区分にもとづいて開示されます。この考え方をマネジメント・アプローチと呼びます。そのため、セグメント利益として何を出すかは企業ごとに異なり、営業利益を用いる企業もあれば、のれん償却前の利益や事業利益といった独自の指標を用いる企業もあります。有価証券報告書や決算短信では、各セグメントの売上高・利益・資産と、全社費用や内部取引を消去する調整額が示され、その合計が連結の数字と一致するよう突き合わせが載ります。
具体例・注意点
比較するときに最も気をつけたいのは、企業ごとに利益の定義が違う点です。同じ「セグメント利益」でも中身が異なれば、他社との単純比較は成り立ちません。また全社費用の配賦方法が変わったり、組織再編でセグメントの区分自体が変更されたりすると、過去との連続性が失われます。区分変更の年度は、遡って組み替えた数値が開示されているかを確認してください。
関連用語
企業分析 の他の用語
🏷 関連タグ
会計
決算
財務諸表
⚠️ ご利用にあたって
本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。