「EBITDAマージン」とは
EBITDAが売上高の何パーセントにあたるかを示す、収益性の指標です。
📌 投資判断のポイント
EBITDAを売上高で割った比率で、減価償却の影響を除いた収益性を示す。設備投資の重い業種の比較に向くが、現金の残り具合を示すものではない点に注意が必要。
詳しい仕組み・意味
EBITDAを売上高で割って求めます。EBITDAは利息、税金、減価償却費を差し引く前の利益で、営業利益に減価償却費を足し戻したものに近い値です。これを売上高に対する比率にすることで、企業の規模に関係なく本業の稼ぐ力を比べられます。
営業利益率と似ていますが、減価償却費の扱いが違います。設備投資の重い業種では減価償却費が大きく、営業利益率は低く出ます。EBITDAマージンはその影響を取り除くため、装置産業や通信、不動産のように資本集約的な事業の比較に向いています。
国際比較でも使われます。減価償却の方法や耐用年数は国や会計基準によって差があるため、その影響を除いたほうが比較しやすいためです。同じ理由で、企業買収の場面でも収益力の目安として参照されます。
具体例・注意点
注意したいのは、この指標が現金の残り具合を示すものではないという点です。減価償却費を足し戻しているため、設備の更新に必要な支出が見えなくなります。EBITDAマージンが高くても、投資負担が重ければ手元に残る現金は少なくなります。
また、業種によって水準がまったく異なるため、異業種間で数値を並べても意味がありません。比較は同業種内で行い、営業利益率やフリーキャッシュフローとあわせて見るのが基本です。
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本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。