増収増益

企業分析
よみ:ぞうしゅうぞうえき 英語:Increased Revenue and Profit
🗂 株価・企業を分析する ★★ 標準

「増収増益」とは

前の期と比べて、売上(収益)も利益もそろって増えている状態。会社が順調に成長していることを示す、決算の代表的な好調サイン。

📌 投資判断のポイント

売上も利益もそろって増えた好決算の代表サイン。ただし増収減益(先行投資)や減収増益(経費削減)もあり、中身次第。資産売却益による見せかけの増益にも注意し、どの利益段階がなぜ増えたか確認する。

詳しい仕組み・意味

決算の良し悪しは、「増収か減収か(売上の増減)」と「増益か減益か(利益の増減)」の組み合わせで語られる。売上も利益も増えれば「増収増益」、どちらも減れば「減収減益」。売上は伸びたのに利益が減る「増収減益」、売上は減ったのに利益が増える「減収増益」もある。増収増益はもっとも分かりやすい好決算で、需要が伸びて売上が増え、かつコストを抑えて利益率も保てている理想的な形だ。四半期決算のたびにこの4分類でニュースになり、株価が反応する。

具体例・注意点

注意したいのは、増収増益でも中身を見る必要があること。たとえば「増収減益」は、売上は伸びたが原材料高や人件費増、先行投資で利益が圧迫された状態で、必ずしも悪いとは限らない(将来の成長のための投資かもしれない)。逆に「減収増益」は、売上が縮む中でリストラや経費削減で利益をひねり出しただけの、持続性に欠けるケースもある。また、本業の営業利益は減っているのに、資産売却の特別利益で最終利益だけ増えている「見せかけの増益」にも注意。増収増益という言葉に安心せず、どの利益段階が、なぜ増えたのかまで確認することが、決算を正しく読むコツだ。

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