「無形固定資産」とは
企業が長期にわたって使う目的で持つ、形のない資産です。のれん、ソフトウェア、特許権、商標権、借地権などが該当します。
📌 投資判断のポイント
のれんやソフトウェア、特許権など形のない長期利用資産で、有形固定資産と同様に償却の対象になります。のれんは日本基準では20年以内の償却、国際会計基準では減損テストで扱われます。
詳しい仕組み・意味
有形固定資産と同じく貸借対照表の固定資産の部に並び、取得したときの支出をその期の費用にはせず、使える年数にわたって費用へ振り替えていきます。自社で開発したソフトウェアは、社内利用か販売目的かによって資産に計上できる範囲が変わります。
扱いが分かれるのがのれんです。日本基準では20年以内の期間で規則的に償却しますが、国際会計基準では償却せず、毎期の減損テストで価値の下落を判定します。同じ企業買収でも、どちらの基準を採るかで利益の見え方が変わるということです。
具体例・注意点
無形固定資産、とくにのれんが大きい会社は、買収を重ねて成長してきた可能性があります。買収先の収益力が想定を下回れば減損損失として一度に費用化され、利益が大きく落ち込みます。金額の大きさそのものより、何によって積み上がったのか、その事業が計画どおりに稼げているかを確かめてください。
関連用語
企業分析 の他の用語
🏷 関連タグ
無形固定資産
のれん
ソフトウェア
貸借対照表
⚠️ ご利用にあたって
本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。