MRR(月次経常収益)

企業分析
よみ:えむあーるあーる 別名:月次経常収益
🗂 株価・企業を分析する ★★ 標準

「MRR(月次経常収益)」とは

MRRは、SaaSやサブスク事業が毎月どれだけの継続収益を得ているかを示す指標。ARRより短い単位で、契約の増減、解約、アップセルの変化を追いやすい。

📌 投資判断のポイント

MRRは毎月の継続収益。新規、アップセル、解約、縮小に分けて見ると、SaaS成長の質と継続性が読みやすい。

📐 計算式・数値の目安

期末MRR = 期首MRR + New MRR + Expansion MRR - Churned MRR - Contraction MRR

詳しい仕組み・意味

MRRはMonthly Recurring Revenueの略で、月額課金や年額契約を月割りした継続収益を集計する。新規顧客からのNew MRR、既存顧客の上位プラン移行によるExpansion MRR、解約によるChurned MRR、縮小によるContraction MRRに分けると、成長の中身が見えやすい。

ARRが年間の大きな絵を示すのに対し、MRRは月ごとの事業の体温計に近い。SaaS企業では、月次のMRR変化から翌期売上、資金繰り、営業投資の効率を早めに判断できる。

具体例・注意点

月初MRRが1,000万円、新規で100万円、アップセルで50万円、解約で80万円、ダウングレードで20万円なら、月末MRRは1,050万円になる。成長しているように見えても、新規獲得で穴を埋めているだけなら、継続性は弱い。

利用量課金が大きい企業では、MRRが季節要因や顧客利用量でぶれやすい。MRRの定義が会社ごとに異なる場合もあるため、開示資料の計算前提を確認したい。

投資判断での使い方

MRRはSaaS企業の足元の勢いを見るのに向く。新規MRRだけでなく、Expansion MRRとChurned MRRの差を見ることで、既存顧客が成長を支えているか、解約が成長を食っているかを判断しやすくなる。

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🏷 関連タグ

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