「売上債権回転日数」とは
売上として計上してから実際に代金を回収するまで、平均で何日かかっているかを表す指標です。
📌 投資判断のポイント
売上債権を1日あたり売上高で割り、代金の回収に平均何日かかるかを示します。日数の伸びは回収条件の悪化や取引先の支払い遅延を示す場合があり、同業比較と時系列の両方で見ます。
詳しい仕組み・意味
売掛金と受取手形を合計した売上債権を、1日あたりの売上高で割って求めます。年間売上高を365で割った値を分母に使うのが一般的です。日数が短いほど代金の回収が速く、同じ売上でも手元に現金が戻るのが早いことを意味します。回転率で表す方法もありますが、日数で見ると「回収に何日かかるか」という感覚に直結するため、棚卸資産回転日数や仕入債務回転日数と足し引きして資金繰りの全体像をつかむのに向いています。業種による水準の差が大きく、小売や飲食は現金決済が中心で短く、受注生産型の製造業や建設業は検収から入金までが長いため大きくなる傾向があります。売上債権を期末残高で見るか期首と期末の平均で見るかによっても数字は変わるため、比較するときは計算方法をそろえます。
具体例・注意点
年間売上高が365億円、売上債権が60億円なら、1日あたり売上1億円に対して60日分の債権を抱えている計算です。日数が趨勢として伸びているときは、回収条件の悪化、取引先の支払い遅延、期末の押し込み販売などが背景にある場合があります。同業他社との比較と、自社の過去数期との比較を両方あわせて見ることが大切です。売上債権を証券化したり流動化したりしている企業では、日数が実態より短く見えることもあります。
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⚠️ ご利用にあたって
本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。