「損益分岐点比率」とは
実際の売上高に対して、損益がゼロになる売上高がどれだけの水準にあるかを示す指標です。景気後退への耐久力を測ります。
📌 投資判断のポイント
損益分岐点売上高を実際の売上高で割った指標で、低いほど売上減少に耐えられます。100%を超えていればその時点で営業赤字を意味します。
詳しい仕組み・意味
損益分岐点売上高を実際の売上高で割って求めます。比率が低いほど、売上が落ちても赤字になりにくい体質だと読めます。たとえば比率が70%なら、売上が3割減るところまで赤字にならない計算になります。
損益分岐点売上高は、固定費を限界利益率で割って算出します。固定費が重いほど、また限界利益率が低いほど、損益分岐点は高くなります。装置産業や店舗を多く抱える業種では固定費が大きく、比率が高くなりやすい構造です。
100%を超えていれば、その時点で営業赤字ということになります。
具体例・注意点
比率を下げる方法は、固定費を減らすか、限界利益率を上げるかの2つしかありません。値下げで数量を追う戦略は限界利益率を下げるため、損益分岐点を押し上げる方向に働きます。売上が伸びている局面では見過ごされがちですが、需要が反転したときに差が表れます。固定費と変動費の分け方は企業や資料によって異なるため、比較の前提をそろえることが必要です。
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本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。