住宅ローン返済シミュレーション
毎月の返済額を出すだけでは、住宅ローンの怖さは分かりません。このツールは 変動金利の5年ルール・125%ルールを実際に回し、 金利が上がったときに未払利息が出るかどうかまで表示します。 住宅ローン控除を年次で重ねた実質の負担、繰上返済の効果も同じ画面で比べられます。
制度基準日 2026-09-09。投資用物件のローンは不動産ローン返済シミュレーションをご利用ください。
⚠️ 入力の前提
年収は手取りではなく額面で入力してください。住宅ローン控除に使える税額は、 単身・給与収入のみ(40歳・東京都)の前提で概算しています。 扶養家族がいる方は実際の税額がこれより小さくなり、控除しきれない分が増えることがあります。
借入限度額は入居した年と住宅の区分で変わり、子育て世帯等への上乗せもあります。ご自身がどれに当たるかは、国税庁「No.1211-1 住宅の新築等をし住宅ローン等を利用している場合(住宅借入金等特別控除)」でご確認ください。
毎月の返済額(当初)
105,612円
返済額の最大(期間中)
117,746円
ボーナス1回あたり
0円
総返済額
47,802,453円
うち利息
7,802,453円
返済比率(額面/手取り)
18.1% / 24.0%
完済
69歳(35年目)
未払利息(最大)
なし
初期表示はサンプル条件(借入4,000万円・変動0.6%・35年・年収700万円)による試算です。
⚠️ 注意
- 完済は69歳です。65歳を超えて返済が続くため、退職後の収入で払えるか、繰上返済で完済を早められるかを確認してください。
住宅ローン控除を引いた実質の負担
控除額は年末残高だけでは決まりません。その年に納める税額が上限になります。
| 総返済額(利息を含む) | 50,802,453円 |
|---|---|
| 住宅ローン控除の累計 | 2,674,687円 |
| 実質の総負担 | 48,127,766円 |
1年に控除に使える税額の上限は 279,800円 (所得税の算出税額+住民税からの控除97,500円まで)と見込んでいます。
金利がどこまで上がったら苦しいか
同じ借入条件のまま、到達する金利だけを振り替えた場合の比較です。
| シナリオ | 返済額の最大 | 総返済額 | 基準との差 | 未払利息 |
|---|---|---|---|---|
| 上昇なし(0.6%のまま) | 105,612円 | 44,356,852円 | ▲3,445,601円 | なし |
| 1.6%まで上昇 | 117,746円 | 47,802,453円 | — | なし |
| 2.6%まで上昇 | 119,908円 | 48,020,995円 | 218,542円 | なし |
| 3.6%まで上昇 | 119,908円 | 48,020,995円 | 218,542円 | なし |
年ごとの返済と残高を見る
| 年 | 適用金利 | 毎月返済額 | 元金 | 利息 | 未払利息 | 年末残高 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1年目(35歳) | 0.6% | 105,612円 | 1,030,173円 | 237,171円 | — | 38,969,827円 |
| 2年目(36歳) | 0.6% | 105,612円 | 1,036,371円 | 230,973円 | — | 37,933,456円 |
| 3年目(37歳) | 0.6% | 105,612円 | 1,042,607円 | 224,737円 | — | 36,890,849円 |
| 4年目(38歳) | 0.6% | 105,612円 | 1,048,880円 | 218,464円 | — | 35,841,969円 |
| 5年目(39歳) | 0.6% | 105,612円 | 1,055,190円 | 212,154円 | — | 34,786,779円 |
| 6年目(40歳) | 0.85% | 109,507円 | 1,022,372円 | 291,712円 | — | 33,764,407円 |
| 7年目(41歳) | 0.85% | 109,507円 | 1,031,099円 | 282,985円 | — | 32,733,308円 |
| 8年目(42歳) | 0.85% | 109,507円 | 1,039,895円 | 274,189円 | — | 31,693,413円 |
| 9年目(43歳) | 0.85% | 109,507円 | 1,048,768円 | 265,316円 | — | 30,644,645円 |
| 10年目(44歳) | 0.85% | 109,507円 | 1,057,719円 | 256,365円 | — | 29,586,926円 |
| 11年目(45歳) | 1.1% | 112,849円 | 1,033,934円 | 320,254円 | — | 28,552,992円 |
| 12年目(46歳) | 1.1% | 112,849円 | 1,045,363円 | 308,825円 | — | 27,507,629円 |
| 13年目(47歳) | 1.1% | 112,849円 | 1,056,921円 | 297,267円 | — | 26,450,708円 |
| 14年目(48歳) | 1.1% | 112,849円 | 1,068,607円 | 285,581円 | — | 25,382,101円 |
| 15年目(49歳) | 1.1% | 112,849円 | 1,080,421円 | 273,767円 | — | 24,301,680円 |
| 16年目(50歳) | 1.35% | 115,598円 | 1,065,681円 | 321,495円 | — | 23,235,999円 |
| 17年目(51歳) | 1.35% | 115,598円 | 1,080,158円 | 307,018円 | — | 22,155,841円 |
| 18年目(52歳) | 1.35% | 115,598円 | 1,094,830円 | 292,346円 | — | 21,061,011円 |
| 19年目(53歳) | 1.35% | 115,598円 | 1,109,702円 | 277,474円 | — | 19,951,309円 |
| 20年目(54歳) | 1.35% | 115,598円 | 1,124,776円 | 262,400円 | — | 18,826,533円 |
| 21年目(55歳) | 1.6% | 117,714円 | 1,119,528円 | 293,040円 | — | 17,707,005円 |
| 22年目(56歳) | 1.6% | 117,714円 | 1,137,575円 | 274,993円 | — | 16,569,430円 |
| 23年目(57歳) | 1.6% | 117,714円 | 1,155,908円 | 256,660円 | — | 15,413,522円 |
| 24年目(58歳) | 1.6% | 117,714円 | 1,174,541円 | 238,027円 | — | 14,238,981円 |
| 25年目(59歳) | 1.6% | 117,714円 | 1,193,471円 | 219,097円 | — | 13,045,510円 |
| 26年目(60歳) | 1.6% | 117,714円 | 1,212,708円 | 199,860円 | — | 11,832,802円 |
| 27年目(61歳) | 1.6% | 117,714円 | 1,232,253円 | 180,315円 | — | 10,600,549円 |
| 28年目(62歳) | 1.6% | 117,714円 | 1,252,114円 | 160,454円 | — | 9,348,435円 |
| 29年目(63歳) | 1.6% | 117,714円 | 1,272,295円 | 140,273円 | — | 8,076,140円 |
| 30年目(64歳) | 1.6% | 117,714円 | 1,292,802円 | 119,766円 | — | 6,783,338円 |
| 31年目(65歳) | 1.6% | 117,713円 | 1,313,629円 | 98,927円 | — | 5,469,709円 |
| 32年目(66歳) | 1.6% | 117,713円 | 1,334,799円 | 77,757円 | — | 4,134,910円 |
| 33年目(67歳) | 1.6% | 117,713円 | 1,356,313円 | 56,243円 | — | 2,778,597円 |
| 34年目(68歳) | 1.6% | 117,713円 | 1,378,175円 | 34,381円 | — | 1,400,422円 |
| 35年目(69歳) | 1.6% | 117,746円 | 1,400,422円 | 12,167円 | — | 0円 |
住宅ローン控除の年ごとの内訳を見る
| 年 | 年末残高 | 控除の計算額 | 実際に引ける額 |
|---|---|---|---|
| 1年目 | 38,969,827円 | 210,000円 | 210,000円 |
| 2年目 | 37,933,456円 | 210,000円 | 210,000円 |
| 3年目 | 36,890,849円 | 210,000円 | 210,000円 |
| 4年目 | 35,841,969円 | 210,000円 | 210,000円 |
| 5年目 | 34,786,779円 | 210,000円 | 210,000円 |
| 6年目 | 33,764,407円 | 210,000円 | 210,000円 |
| 7年目 | 32,733,308円 | 210,000円 | 210,000円 |
| 8年目 | 31,693,413円 | 210,000円 | 210,000円 |
| 9年目 | 30,644,645円 | 210,000円 | 210,000円 |
| 10年目 | 29,586,926円 | 207,108円 | 207,108円 |
| 11年目 | 28,552,992円 | 199,871円 | 199,871円 |
| 12年目 | 27,507,629円 | 192,553円 | 192,553円 |
| 13年目 | 26,450,708円 | 185,155円 | 185,155円 |
この数字をどう読むか
「返済額が変わらない」は、安全という意味ではない
変動金利型の住宅ローンには、多くの銀行で 5年ルール と 125%ルール という約定が付いています。適用金利が半年ごとに見直されても 毎月の返済額は5年間据え置かれ、5年後に見直すときも直前の返済額の125%までしか上がりません。
家計にとってはありがたい仕組みに見えます。しかしこのルールは、 金利の上昇をなかったことにするものではありません。据え置かれているのは 返済額であって、利息そのものではないからです。金利が上がるほど、同じ返済額のうち 利息に回る割合が増え、元金の減りが遅くなります。
そして利息が返済額を上回ると、未払利息が発生します。この間、元金は 1円も減りません。返済を続けているのに借金が減らない状態です。未払分は最終回に まとめて請求されます。本ツールの年次表で「未払利息」の列に金額が並んだら、 その金利シナリオはこの状態に入っているということです。
金利は「いくらか」より「どこまで上がったら耐えられないか」
変動金利を選ぶかどうかを、いまの金利の低さだけで決めることはできません。35年という 期間のあいだ、金利がずっといまの水準にとどまる保証はないからです。とはいえ将来の 金利を当てることもできません。
そこで見るべきなのは予想ではなく 耐性 です。「金利が◯%まで上がったら 毎月の返済額はいくらになり、家計は持つか」。この問いに答えられるなら、金利が動いても 慌てずに済みます。上の比較表は、到達する金利を振り替えたときの返済額の最大値と 総返済額を並べています。耐えられない水準が見えたら、借入額を減らすか、 期間を短くするか、固定金利を選ぶかのいずれかで手前に余裕を作ってください。
住宅ローン控除は「残高×控除率」では決まらない
住宅ローン控除は、年末残高に控除率を掛けた額がそのまま戻る制度ではありません。 差し引く先はその年に納める所得税で、引ききれない分は住民税からも 一定額まで差し引かれます。つまり 納めている税額が控除の上限です。
借入額が大きく、年収がそれほど高くない場合、計算上の控除額のほうが納税額より 大きくなり、差額は使えないまま消えます。翌年へ繰り越すこともできません。 「限度額いっぱいまで借りたほうが控除で得をする」という考え方が成り立たないのは このためです。
本ツールは年収から所得税額と住民税所得割額を概算し、控除しきれない分を 「実際に引ける額」との差として表示します。この差が大きいときは、 借入額を増やす動機として控除を数えないでください。
繰上返済は「早いほど効く」
繰上返済で減らせるのは、これから発生するはずだった利息です。元利均等返済では 返済の初期ほど利息の割合が大きいため、同じ金額を入れるなら早い時期のほうが 効果が大きくなります。
期間短縮型と返済額軽減型では、利息の軽減額は期間短縮型のほうが大きくなります。 ただし返済額軽減型には、毎月の負担が下がるという別の価値があります。収入が 不安定な時期や、教育費のピークが近い家庭では、こちらのほうが合理的なこともあります。
注意点が2つあります。1つは 住宅ローン控除の期間中の繰上返済は、 残高を減らすぶん控除額も減らすこと。もう1つは、繰上返済に回した現金は 手元から消えるということです。生活防衛資金を削ってまで繰り上げると、 いざというときに金利の高い借入に頼ることになりかねません。
審査に通る額と、無理なく返せる額は別物
金融機関が見るのは 額面年収 に対する年間返済額の割合です。しかし 実際に返済するのは、税と社会保険料を引いたあとの 手取り からです。 額面年収に対して25%でも、手取りに対しては3割を超えていることは珍しくありません。
さらに住まいには、ローン返済のほかに固定資産税・管理費・修繕積立金・火災保険料が かかり続けます。判断の基準は「いま払えるか」ではなく、 教育費や修繕費が重なる年でも払い続けられるかです。 家計収支シミュレーションで 年1回の支出まで含めた収支を確認し、 教育資金シミュレーションで 教育費の山がいつ来るかを見てから決めることをおすすめします。
この試算が扱っていないこと
- 団体信用生命保険の保険料が金利に上乗せされるタイプは、上乗せ後の金利を入力してください
- 金融機関ごとの金利の見直し時期(多くは年2回)は月単位では再現していません
- ペアローン・収入合算・親子リレー返済は、それぞれの借入を別に試算してください
- 固定資産税・管理費・修繕積立金・火災保険料は含みません(家計収支シミュレーションで扱えます)
- 住宅ローン控除に使える税額は、単身・給与収入のみの前提による概算です
よくある質問
変動金利の「5年ルール・125%ルール」とは何ですか?
多くの銀行の変動金利型(元利均等返済)では、適用金利が半年ごとに見直されても、毎月の返済額は5年間変わりません。これが5年ルールです。5年後に返済額を見直すときも、直前の返済額の125%を超えないという上限があり、これが125%ルールです。返済額が急に跳ね上がらない代わりに、金利の上昇分は先送りされます。すべての銀行が採用しているわけではないため、契約している商品の条件をご確認ください。
未払利息とは何ですか?返済額が変わらないなら安心ではないのですか?
金利が上がり、その月の利息が毎月の返済額を上回ると、返済額をすべて利息に充てても足りなくなります。この足りない分が未払利息です。未払利息が発生している間、元金は1円も減りません。返済額が変わらないので家計はしのげますが、借金は減らず、未払分は最終回にまとめて請求されます。本ツールは金利シナリオごとに未払利息が出るかどうかと、その最大額を表示します。
住宅ローン控除はいくら戻りますか?
年末のローン残高(借入限度額が上限)に控除率を掛けた額が、その年に納める所得税から差し引かれます。所得税で引ききれない分は住民税からも一定額まで差し引かれます。つまり控除額は残高だけでは決まらず、その年に納める税額が上限になります。本ツールは入力した年収から所得税額と住民税所得割額を概算し、控除しきれない分を「使えない控除」として表示します。
繰上返済は「期間短縮型」と「返済額軽減型」のどちらが得ですか?
利息の軽減額だけを見れば期間短縮型のほうが大きくなります。同じ金額を入れても、返す期間そのものが短くなるぶん、支払わずに済む利息が多くなるためです。一方、返済額軽減型は毎月の負担が下がるため、収入が不安定な時期の家計を守る効果があります。本ツールは両方を同じ前提で計算し、利息の軽減額と短縮される月数、毎月の返済額の変化を並べて表示します。
返済比率はどのくらいに抑えるべきですか?
金融機関の審査では額面年収に対する年間返済額の割合を見ますが、実際に返済するのは手取りからです。本ツールは額面年収に対する比率と、税・社会保険料を引いた手取り年収に対する比率の両方を表示します。額面で借りられる上限と、家計として無理のない水準は別物です。教育費や修繕費が重なる年でも払い続けられるかを基準に考えてください。
投資用物件のローンもこのツールで計算できますか?
本ツールは自宅の住宅ローン向けです。住宅ローン控除や返済比率など、自宅ならではの論点を扱っています。投資用物件は家賃収入・空室率・経費を含めて判断する必要があるため、不動産ローン返済シミュレーションと不動産投資キャッシュフローシミュレーションをご利用ください。
入力した内容は保存されますか?
保存しません。計算はすべてお使いのブラウザの中で完結し、入力した年収や借入額が当社のサーバーへ送信されることはありません。ページを閉じると入力内容は消えます。
計算に使った制度の出典
- 国税庁「No.1211-1 住宅の新築等をし住宅ローン等を利用している場合(住宅借入金等特別控除)」
- 国土交通省「住宅ローン減税」
- 住宅金融支援機構「民間住宅ローン利用者の実態調査」
- 金融庁「住宅ローン利用者の実態調査」
制度基準日 2026-09-09。税制改正により変わることがあります。
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このツールの計算に用いている制度の数値は、以下の一次資料にあたって確認しています。 制度は年度ごとに変わるため、実際の手続きの前に最新の内容をご確認ください。
- No.1211-1 住宅の新築等をし住宅ローン等を利用している場合(住宅借入金等特別控除) (国税庁)
- 住宅ローン減税 (国土交通省)
- 民間住宅ローン利用者の実態調査 (住宅金融支援機構)
⚠️ ご利用にあたっての注意(免責事項)
- 試算結果は、入力した条件に基づく概算です。将来の運用成果・賃料・金利・売却価格などを保証するものではありません。
- 税金・社会保険料・各種制度を完全には反映していない場合があります。
- 金融機関の融資審査の結果を保証するものではありません。
- 本ツールは特定の金融商品・不動産の購入を勧めるものではなく、個別の投資助言ではありません。
- 契約・投資の最終判断は、利用者ご自身の責任で行ってください。必要に応じて、税理士・FP・金融機関・不動産の専門家等へご確認ください。
- 入力内容は計算のためにのみ使用され、サーバーやデータベースには保存されません。