物件・賃料・経費・ローン・売却条件から、保有期間の年次収支を計算します。DSCR・損益分岐入居率・売却込みの累計手残りまで、楽観・基準・悲観の3シナリオで確認できます。
入力内容は計算のためにのみ使用され、サーバーやデータベースには保存されません。
サンプル条件による試算 / 初年度 年間キャッシュフロー
95,640円
月平均 7,970円
保有期間 累積CF
-433,127円
平均 年間CF
-21,656円
DSCR
1.09
損益分岐入居率
89.41%
最低 年間CF
-139,341円
赤字になる最初の年
9年目
保有終了時 残高
10,042,503円
売却込み 累計手残り
-433,127円
※「累積CF」は運用期間中に手元へ残る現金の累計で、初期投資(自己資金・購入諸費用)は含みません。DSCRは返済がない場合「返済なし」と表示します。
| シナリオ・調整条件 | 初年度CF | 累積CF | DSCR | 初赤字年 |
|---|---|---|---|---|
| 楽観 空室率−2pt / 家賃下落率−0.5pt / 金利据え置き |
129,840円 | 1,748,818円 | 1.12 | なし |
| 基準 入力値どおり |
95,640円 | -433,127円 | 1.09 | 9年目 |
| 悲観 空室率+5pt / 家賃下落率+0.5pt / 金利+1pt / 修繕費+20% |
-157,812円 | -6,784,327円 | 0.88 | 1年目 |
横にスクロールできます。赤字の年は薄い赤で表示。
| 年 | 実効賃料 | 運営経費 | NOI | 返済額 | 大規模修繕 | 税引前CF | 累積CF | 残高 | 売却手残り |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1年 | 1,710,000 | 505,500 | 1,204,500 | 1,108,860 | 0 | 95,640 | 95,640 | 24,385,528 | — |
| 2年 | 1,701,450 | 509,273 | 1,192,178 | 1,108,860 | 0 | 83,318 | 178,958 | 23,758,654 | — |
| 3年 | 1,692,943 | 513,089 | 1,179,854 | 1,108,860 | 0 | 70,994 | 249,951 | 23,119,127 | — |
| 4年 | 1,684,478 | 516,950 | 1,167,528 | 1,108,860 | 0 | 58,668 | 308,619 | 22,466,689 | — |
| 5年 | 1,676,056 | 520,856 | 1,155,199 | 1,108,860 | 0 | 46,339 | 354,958 | 21,801,083 | — |
| 6年 | 1,667,675 | 524,808 | 1,142,867 | 1,108,860 | 0 | 34,007 | 388,965 | 21,122,042 | — |
| 7年 | 1,659,337 | 528,805 | 1,130,532 | 1,108,860 | 0 | 21,672 | 410,637 | 20,429,296 | — |
| 8年 | 1,651,040 | 532,849 | 1,118,191 | 1,108,860 | 0 | 9,331 | 419,969 | 19,722,569 | — |
| 9年 | 1,642,785 | 536,939 | 1,105,846 | 1,108,860 | 0 | -3,014 | 416,955 | 19,001,575 | — |
| 10年 | 1,634,571 | 541,076 | 1,093,495 | 1,108,860 | 0 | -15,365 | 401,589 | 18,266,026 | — |
| 11年 | 1,626,398 | 545,261 | 1,081,137 | 1,108,860 | 0 | -27,723 | 373,866 | 17,515,632 | — |
| 12年 | 1,618,266 | 549,494 | 1,068,772 | 1,108,860 | 0 | -40,088 | 333,779 | 16,750,092 | — |
| 13年 | 1,610,175 | 553,775 | 1,056,400 | 1,108,860 | 0 | -52,460 | 281,319 | 15,969,102 | — |
| 14年 | 1,602,124 | 558,105 | 1,044,019 | 1,108,860 | 0 | -64,841 | 216,477 | 15,172,348 | — |
| 15年 | 1,594,114 | 562,485 | 1,031,629 | 1,108,860 | 0 | -77,231 | 139,246 | 14,359,509 | — |
| 16年 | 1,586,143 | 566,914 | 1,019,229 | 1,108,860 | 0 | -89,631 | 49,615 | 13,530,267 | — |
| 17年 | 1,578,212 | 571,394 | 1,006,819 | 1,108,860 | 0 | -102,041 | -52,427 | 12,684,285 | — |
| 18年 | 1,570,321 | 575,924 | 994,397 | 1,108,860 | 0 | -114,463 | -166,889 | 11,821,229 | — |
| 19年 | 1,562,470 | 580,505 | 981,964 | 1,108,860 | 0 | -126,896 | -293,785 | 10,940,752 | — |
| 20年 | 1,554,657 | 585,139 | 969,519 | 1,108,860 | 0 | -139,341 | -433,127 | 10,042,503 | — |
NOI = 営業収入 − 運営経費
税引前CF = NOI − 年間元利返済額 − 大規模修繕費
DSCR = NOI ÷ 年間元利返済額
損益分岐入居率 = (固定経費 + 年間返済額 − その他収入) ÷ (満室賃料 ×(1 − 管理委託料率))
売却手残り = 売却価格 − 売却諸費用 − 売却時ローン残債
損益分岐入居率は、固定的な経費(管理費・修繕積立金・税・保険など)と年間返済額を、満室賃料から賃料連動の管理委託料を除いた金額で割って求めます。賃料連動の経費と固定経費を区別して計算しているため、実態に近い分岐点になります。
利回りは「率」、キャッシュフローは「額」です。利回りが高くても、借入が大きく返済負担が重ければ、手元に残る現金は少なくなります。逆に利回りが控えめでも、自己資金を厚くして返済を抑えれば、安定した手残りを確保できることもあります。年次表の「税引前CF」列が、実際に毎年ポケットに入る(または持ち出す)現金です。
DSCR(債務返済カバー率)は、物件の稼ぎ(NOI)が返済額の何倍あるかを示します。1.0を割ると、家賃収入だけでは返済をまかなえない状態です。金融機関は融資審査でこの指標を重視し、一般に1.2〜1.3以上が一つの目安とされます。損益分岐入居率は、CFがゼロになる入居率。これが高い(例:90%超)ほど、少しの空室でも赤字に転落しやすい構造です。
家賃下落・空室率の上昇・金利上昇・大規模修繕は、長期保有では避けにくい逆風です。年次表を見ると、家賃が下がり経費が上がる後半で、CFが細っていく様子が分かります。金利上昇を設定すると、その年から返済額が増え、CFがさらに圧迫されます。楽観・基準・悲観の3シナリオは、こうした前提の振れ幅を一目で比較するためのものです。
売却手残りは、保有中のCFに加えて、最終的に物件を売って残る現金です。本ツールは税引前(譲渡所得税を含まない)で表示します。減価償却や所得税・住民税は個別条件で大きく変わるため含めていません。将来の家賃・空室・金利・売却価格を保証するものではなく、あくまで前提に基づく試算である点にご注意ください。
利回りは投資額に対する収益の割合(率)で、物件の効率を見る指標です。キャッシュフローは、家賃収入から経費とローン返済を引いて実際に手元に残る現金(額)です。利回りが高くても、返済額が大きければ手残りは少なくなります。
DSCR(債務返済カバー率)は、NOI(純営業収益)を年間の元利返済額で割った値です。1.0を下回ると返済が収益を上回る状態で、一般に1.2〜1.3以上が安全域の目安とされます。
年間キャッシュフローがゼロになる入居率です。固定経費と年間返済額を、満室賃料×(1−管理委託料率)で割って算出します。この入居率を上回れば黒字、下回れば赤字の目安になります。
第1期では譲渡所得税を含めない「税引前の売却手残り」で表示しています。売却価格から売却諸費用とローン残債を差し引いた金額です。
保証しません。将来の家賃・空室・金利・売却価格は変動します。減価償却や税金は個別条件で変わるため含めていません。楽観・悲観シナリオで幅を確認してください。
数字を「読む力」を体系的に
シミュレーションは「条件を変えると結果がどう動くか」を掴む道具です。相場の局面に応じてどう積み立て、いつ見直すか―― その判断軸は、体系立てて学ぶことで身につきます。所得向上委員会の講座で、数字の背景にある考え方を深めてみませんか。
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