- 1 景気後退 景気循環 景気後退は経済活動が広く落ち込む局面。市場は公式判定より前に雇用・PMI・信用指標を見て織り込み始める。
- 2 デフレ(デフレーション) 経済指標 物価が持続的に下落する状態。消費の先送りが連鎖してデフレスパイラルへ陥るリスクがあり、日本の「失われた20年」が典型例。実質金利が高止まりする点も見落とせない。
- 3 インフレ(インフレーション) 経済指標 モノの価格が継続上昇し現金の価値が目減りする現象。中央銀行は2%目標を超えると利上げで抑制する。株式・不動産・コモディティはインフレに強いとされる。
- 4 CPI 経済指標 一般家庭が購入するモノ・サービスの価格変動を測る「物価の体温計」。総合CPI(全品目)とコアCPI(食品・エネルギー除く)の2種類があり、FRBの利上げ・利下げ判断に直結する最重要指標。
- 5 失業率 経済指標 失業率は労働市場の健康状態を示す最重要指標。急上昇は景気後退リスク、低すぎる水準は賃金インフレを意識させる。
- 6 雇用統計(NFP・非農業部門雇用者数) 経済指標 毎月第1金曜日発表の米国雇用者数増減。FRBの利下げ・利上げ判断に直結するため、発表直前後は株・FX・債券が同時に動く。失業率と平均時給も必ずセット確認。
- 7 GDP(国内総生産) 経済指標 一国の経済規模と成長力を示す最重要指標。実質成長率の前期比・前年比が注目され、米国では速報値発表日に市場が大きく動く。名目と実質の違いに注意が必要。
- 8 金利 経済指標 すべての資産価格に影響するお金の価格。利上げで株・不動産が下落し、利下げで上昇しやすい。金利と債券価格は逆方向に動く大原則も必ず押さえる。
- 9 政策金利(Policy Rate) 経済指標 中央銀行が意図的に操作する「金利の出発点」。FF金利(米)・コール翌日物(日)が代表。interest-rate(金利全般)の中でも中央銀行が直接動かす金利で、株・為替・住宅ローンまで連鎖的に動かす。
- 10 イールドカーブ(利回り曲線) 金融政策 短期〜長期の国債利回りを結んだ曲線。通常は右肩上がり(順イールド)だが、短期が長期を上回る「逆イールド」が発生すると歴史的に景気後退の先行シグナルとされる。「逆イールド」の親概念。
- 11 逆イールド 金融政策 短期金利が長期金利を上回る「金利の逆転」。過去の米国では発生後に例外なく景気後退が訪れた最強の先行シグナルだが、タイミングは6〜18ヶ月のラグがあり「見て即売り」には使えない。
- 12 VIX指数(恐怖指数) 経済指標 株式市場の将来の変動率を示す指数で、不確実性の高さを測る指標。方向ではなく「どれだけ動くか」を見る点が重要。
- 13 ソフトランディング 経済指標 利上げでインフレを抑えながら景気後退を回避する理想シナリオ。PMI・NFPが底堅くCPIが低下する局面で期待が高まり株高になりやすいが、実現は難しく後からわかるのが現実。
- 14 スタグフレーション 経済指標 景気停滞とインフレが同時進行する最悪シナリオ。利上げも利下げも副作用が出る「中央銀行の板挟み」状態で、株・債券のダブル安リスクが高まる。
- 15 景気先行指数 景気循環 景気先行指数は景気転換の兆しを見る合成指標。連続低下や構成項目の悪化が広がると景気後退リスクが意識される。