変動金利定期預金

債券・金利
よみ:へんどうきんりていきよきん
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛) 編集方針
🗂 金利・為替・債券を理解する ★★ 標準

「変動金利定期預金」とは

預けている間に、決まった間隔で利率が見直される定期預金です。市場の金利が上がれば利率も上がり、下がれば利率も下がります。

📌 投資判断のポイント

預けている間、6か月ごとなどに利率が見直される定期預金。金利上昇を取り込める反面、金利が下がれば利息も減る。2年や3年の1本の契約なので、途中で解約すると契約全体に中途解約利率がかかる。

変動金利定期預金はどういう仕組み?

東邦銀行の変動金利定期預金(単利型、2024年1月4日現在の商品概要説明書)では、期間は2年と3年で、預入後6か月間は預入時の店頭表示の利率を適用し、その後は預入日から6か月ごとに、同行の自由金利型定期預金の6か月ものを指標として利率を変更します。中間利払日は預入日から6か月ごとの応当日で、中間払利息は約定利率×70%で計算します。

指標となる利率は銀行ごとに異なり、スーパー定期6か月ものの店頭表示利率に連動させる商品もあります。新規の取扱いをやめた銀行もあるため、取扱いの有無から確認が必要です。

変動金利定期預金の具体例と注意点は?

固定金利の定期預金は預けた時点の利率が満期まで続くため、金利が上がる局面では上昇を取り込めません。変動金利定期預金なら6か月ごとに利率が見直されるので、預けた後の金利上昇を反映できます。見直し後の利率は、通帳や取引明細で確認できます。反対に金利が下がる局面では、固定金利より受け取る利息が少なくなります。

満期前に解約すると中途解約利率が適用されます。東邦銀行の3年ものでは、6か月未満が普通預金の利率、2年6か月以上3年未満でも約定利率×90%です。

短期定期の自動継続との違い

6か月ものの定期預金を自動継続にしても、半年ごとに新しい利率に切り替わるため、効果は似ています。違いは、変動金利定期預金は2年や3年の1本の契約で、途中で解約すると契約全体に中途解約利率がかかる点です。6か月ものの自動継続なら、継続直後に解約しても失う利息は小さく済みます。金利の先行きを読み切れないときは、固定金利の定期預金と半分ずつ持つといった組み合わせ方もあります。どちらも預金保険の対象で、元本1,000万円までとその利息等が保護されます。

出典: 東邦銀行「変動金利定期預金 商品概要説明書」、金融庁「預金保険制度」

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