「中間利払い」とは
預入期間が長い定期預金で、満期日を待たずに途中の決まった日に利息の一部を支払う仕組みです。支払う日を中間利払日、支払われる利息を中間払利息と呼びます。
📌 投資判断のポイント
預入期間2年以上などの定期預金で、満期前の決まった日に利息の一部を支払う仕組み。1年ごとの支払いなら約定利率の70%で計算し、残りは満期日に精算する商品が多い。途中解約すると払い過ぎ分が元金から引かれる。
中間利払いはどういう仕組み?
三井住友銀行のスーパー定期(2026年8月17日現在の商品説明書)では、預入期間2年未満の利息は満期日に一括で支払い、2年以上の場合は中間利払日と満期日に分けて支払います。中間払利息の利率は、支払期間が1年ごとの場合は約定利率×70%、それ以外は約定利率×100%と定められています。
約定利率×70%で支払う場合、残りの30%相当は満期日に精算されます。東邦銀行の変動金利定期預金(2024年1月4日現在)のように、預入日から6か月ごとに中間払利息を支払う商品もあります。
中間利払いの具体例と注意点は?
たとえば約定利率年0.6%の3年定期で中間利払いが1年ごとなら、1年目と2年目の中間利払日には年0.42%(0.6%×70%)で計算した利息が支払われ、満期日に残りの利息がまとめて支払われます。中間払利息は普通預金に入金されるか、期間1年の定期預金(子定期)として預ける方法を選べる銀行があります。
注意したいのは途中解約のときです。中途解約利息を上回る中間払利息をすでに受け取っていると、上回った分が元金から差し引かれます。
債券の利払いとの違い
債券では、半年ごとなどの利払日にクーポンが支払われるのが基本で、利率はあらかじめ決まった表面利率どおりです。定期預金の中間利払いは、満期までの利息の一部を前払いする性格が強く、利率を7割に抑えて最後に精算する点が違います。どちらも個人の利息には20.315%の源泉分離課税がかかり、支払いのたびに差し引かれます。中間利払いの有無と支払いの間隔は、商品説明書の「利息支払」の欄で確認でき、預入期間2年未満の定期預金では満期日に一括で支払うのが一般的です。
関連用語
利付債の利息が支払われる日で、日本の国債では年2回が一般的。前回の利払日から受渡日までの利息は経過利子として買い手が売り手に支払うため、債券の単価だけでは実際の支払額がわからない。
couponは債券保有中に受け取る定期的な利息。bond-yieldとは違い、発行時に決まる約束の利率であり、債券の実際の利回りや安全性そのものを示す数字ではない。
銀行で最も一般的な円の定期預金の愛称で、正式名は自由金利型定期預金(M型)。預入時の利率が満期まで固定され、1か月から10年まで期間を選べる。300万円以上はスーパー定期300と呼び分けることが多い。
定期預金を満期前に解約したときに約定利率の代わりに使われる利率。6か月未満は普通預金の利率、それ以降は約定利率の50%や70%などと預けた期間で決まり、約定期間が長い商品ほど掛け率は小さい。
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