アドオン金利

債券・金利
よみ:あどおんきんり
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛
🗂 金利・為替・債券を理解する ★★ 標準

「アドオン金利」とは

返済で減っていく残高ではなく、借りた当初の元金全額に金利を掛けて利息を計算する方式の金利です。実際の負担は表示された率よりかなり重くなります。

📌 投資判断のポイント

返済で減る残高ではなく当初の元金全額に金利を掛けて利息を計算する方式で、実質年率に直すとおおむね2倍近くになります。比較のときは実質年率の欄をそろえて見る必要があります。

詳しい仕組み・意味

通常のローンでは、元金が返済のたびに減るため、利息はその時点の残高に対してかかります。アドオン方式では、当初の元金に率と期間を掛けて利息の総額を先に出し、元金と合わせた総支払額を回数で割って毎回の返済額を決めます。返済が進んで残高が減っても、利息の計算はそれを反映しません。

このため、同じ数字が並んでいても実質的な負担率は大きく異なり、実質年率に直すとアドオン率のおよそ2倍近くになるのが一般的です。割賦販売やオートローン、一部の分割払いで使われてきた表示方法です。

具体例・注意点

100万円を年5パーセントのアドオン、3年60回で借りると利息は15万円と計算されますが、これを実質年率に直すと9パーセント台になります。貸金業法や割賦販売法にもとづく書面では実質年率の表示が求められているため、比較するときは必ず実質年率の欄をそろえて見てください。低金利に見える表示ほど確認が要ります。

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