「キャッシング枠」とは
キャッシング枠とは、クレジットカードで現金を借りられる上限額のことです。買い物に使える「ショッピング枠」とは別に設定され、ATMなどでお金を借りて、後から利息を付けて返します。
📌 投資判断のポイント
クレジットカードで現金を借りられる上限額で、ショッピング枠とは別に設定される。貸金業法の総量規制の対象で、借入残高が年収の3分の1を超えると新たに借りられない。
キャッシング枠はどういう仕組み?
クレジットカードの利用可能額は、商品やサービスの代金を後払いにするショッピング枠と、現金を借りるキャッシング枠に分かれています。ショッピング枠は割賦販売法、キャッシング枠は貸金業法のルールの対象になります。キャッシングはお金の貸し借りなので、借りた日数に応じて利息がかかります。キャッシング枠はショッピング枠の内側に含まれる形で設定されることが多く、キャッシングで使った分だけショッピングに使える額も減ります。カードを申し込むときにキャッシング枠を0円にすることもできます。
キャッシング枠の具体例と注意点は?
例えば、キャッシング枠10万円を年18%の金利で30日間借りると、利息は10万円×18%×30÷365でおよそ1,479円になります。少額でも、返済をリボ払いにすると元金がなかなか減らず、利息の負担が長く続きます。海外旅行で現地通貨を引き出す手段として使われることもありますが、この場合も利息とATM手数料がかかる点は同じです。
数値でみる貸金業法のルール
貸金業法には、借りすぎを防ぐための「総量規制」があり、平成22年6月18日から実施されています。貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合、新しく借りることはできません。クレジットカードのキャッシングもこの対象です(ショッピング枠は対象外)。また、利息制限法の上限金利は貸付額に応じて年15%〜20%と決められています。年収300万円の人なら、貸金業者からの借入れは合計100万円までが目安になります。
ショッピング枠との違い
ショッピング枠の1回払いなら、通常は手数料がかかりません。一方、キャッシングは1日目から利息がかかる借金です。カードの明細では同じ「利用額」に見えても、性質がまったく違うことを知っておくと、使いすぎを防げます。使う予定がないならキャッシング枠を0円にしておくと、カードを落としたときの被害も小さくなります。
出典: 金融庁「貸金業法のキホン」
関連用語
貸金業者からの借入を年収の3分の1までに抑えるルールで、1社ごとではなく全社の合計で判定されます。住宅ローンや自動車ローンは対象外、銀行の貸付けも枠の外です。
貸付の上限金利を元本の額で3段階に定めた法律です。10万円未満は年20パーセント、100万円以上は年15パーセントで、これを超える利息の約束は超過部分が無効になります。
毎月の支払額を一定にする方式で、追加で使っても請求額が変わらない代わりに残高と手数料が積み上がります。実質年率15%前後が一般的で、明細で残高と支払方式を確認することが要になります。
クレジット会社が審査で必ず照会する信用情報の集約先です。支払いの記録は一定期間残り、他社の審査でも参照されます。
「銀行・決済・ローン」の他の用語
🏷 関連タグ
⚠️ ご利用にあたって
本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。