トークン化預金

制度・取引
よみ:とーくんかよきん 英語:Tokenized Deposit 別名:預金トークン
🗂 制度・取引を理解する ★★★ 重要

「トークン化預金」とは

銀行預金をブロックチェーン上のトークンとして発行し、そのまま移転・決済に使えるようにした仕組み。銀行が発行するデジタルマネー。

📌 投資判断のポイント

銀行預金をブロックチェーン上のトークンとして発行し即時決済に使える仕組み。銀行が発行する点でノンバンク発行のステーブルコインや中央銀行発行のCBDCと異なる。日本でも2025年以降各行が取り組みを公表。投資対象より金融インフラの進化として捉えたい。

詳しい仕組み・意味

トークン化預金は、銀行が受け入れた預金を裏付けに、ブロックチェーン技術を使って「トークン」として発行するものだ。利用者は、預金と同じ価値を持つトークンを、24時間・即時に送金や決済へ使えるようになる。

似た概念との違いを整理すると次の通り。
- ステーブルコインとの違い:ステーブルコインは主にノンバンク(発行会社)が発行するのに対し、トークン化預金は銀行が自らの預金を裏付けに発行する。銀行の信用・規制の枠内にある点が特徴だ。
- CBDC(中央銀行デジタル通貨)との違い:CBDCは中央銀行が発行する公的マネーだが、トークン化預金は民間銀行が発行する。
- 既存の預金との違い:ブロックチェーン上で扱えるため、プログラムによる自動決済や、他のデジタル資産との即時交換がしやすい。

企業間決済や証券のデジタル取引の決済手段として期待されている。

具体例・注意点

日本では2025年に、ゆうちょ銀行やSBI新生銀行などが預金トークン化の取り組みを相次いで公表し、メガバンクも共同での発行準備を進めていると報じられた。国際的な送金や、トークン化された証券の決済と組み合わせることで、決済の効率化が見込まれる。

投資家の見方:トークン化預金は、投資対象というより「金融インフラの進化」として捉えるのが妥当だ。ステーブルコイン・CBDC・資産のトークン化といったデジタル金融の潮流の一部であり、決済や証券取引の効率化を通じて金融業界の構造を変えていく可能性がある。関連する銀行・決済・ブロックチェーン企業の動向を読む背景知識として押さえておくと、デジタル金融のニュースを理解しやすくなる。

関連用語

制度・取引 の他の用語

🏷 関連タグ

デジタル通貨 ブロックチェーン 決済

RECOMMENDED COURSE

この用語を、講座で体系的に学ぶ

意味だけでなく、投資判断にどう使うかまで専門家から学べます。

講座を見る →

⚠️ ご利用にあたって

本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。

講座を見る → 無料ガイドを受け取る