ストキャスティクスRSI

テクニカル
よみ:すとちゃすてぃくすあーるえすあい
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛) 編集方針
🗂 売買タイミングを考える ★★ 標準

「ストキャスティクスRSI」とは

RSIの値そのものにストキャスティクスの計算を当てはめ、RSIが一定期間の範囲のどこにあるかを0〜1(または0〜100)で示す指標。RSIより反応が速く、短期売買で使われることが多い。

📌 投資判断のポイント

RSIが直近の範囲のどこにあるかを0〜1で示す指標。RSIより反応が速く、0.8超で買われすぎ、0.2未満で売られすぎの目安とされるが、加工が二重のためダマシも多い。

ストキャスティクスRSIはどういう仕組み?

計算は2段階で行う。まず通常どおり14日のRSIを求める。次に、直近14日分のRSIのなかで最も高い値と最も低い値を使い、(当日のRSI-期間中の最低RSI)÷(期間中の最高RSI-期間中の最低RSI)を計算する。

RSIが期間中の最高値なら1、最低値なら0になる。RSIは30〜70の範囲にとどまる時間が長く、売られすぎや買われすぎの水準に届く機会が少ない。ストキャスティクスRSIはその狭い動きを0〜1に引き伸ばすため、水準に届く回数が増える。

値が激しく上下するため、3日程度の移動平均で滑らかにした線を添えて表示されることが多い。

ストキャスティクスRSIの具体例と注意点は?

14日間のRSIの最高値が68、最低値が40、当日のRSIが61なら、(61-40)÷(68-40)で0.75になる。

一般に0.8を上回ると買われすぎ、0.2を下回ると売られすぎの目安とされる。ただし「指標の指標」であるため、元の株価からは二重に加工された数値になる。株価がほとんど動いていない日でも、RSIのわずかな変化で0から1まで振れることがあり、ダマシが多い。

単独で売買を決めず、元のRSIの水準や、移動平均線で確かめたトレンドの向きと合わせて使うのが一般的である。

RSIとの違い

RSIは値上がり幅と値下がり幅の比率から相場の勢いを測る。ストキャスティクスRSIは、そのRSIが最近の範囲のどこにいるかだけを測る。

RSIが50付近にあっても、最近のRSIの範囲の上端なら、ストキャスティクスRSIは1近くを示す。勢いそのものではなく、勢いの相対的な位置を見ている点が違いである。

水準を%で表す流儀もあり、その場合は0〜100%の範囲になり、80%超を買われすぎ、20%未満を売られすぎとみる。計算の期間をRSIと同じ14日にそろえるのが一般的だが、短期売買では5日や9日といった短い期間も使われる。期間が短いほど0と100%の間を行き来する回数が増え、合図の数も増えるが、そのぶん信頼性は下がる。

関連用語

テクニカル の他の用語

🏷 関連タグ

ストキャスティクスRSI StochRSI RSI オシレーター

RECOMMENDED COURSE

この用語を、講座で体系的に学ぶ

意味だけでなく、投資判断にどう使うかまで専門家から学べます。

サイクル投資マスター講座を見る →

⚠️ ご利用にあたって

本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。

講座を見る → 無料ガイドを受け取る