「免責事由」とは
保険会社が保険金や給付金を支払わないと約款で定めた事由です。事故や病気が起きても、この事由に当たると保障は働きません。
📌 投資判断のポイント
保険会社が保険金を支払わないと約款で定めた事由です。故意の事故や戦争のほか、責任開始日前の発病、がん保険の90日程度の待機期間が代表例で、告知義務違反による契約解除とは根拠となる条文が異なります。
詳しい仕組み・意味
免責事由が置かれるのは、保険が偶然の出来事に備える仕組みだからです。契約者や受取人が意図的に引き起こした事故まで支払うと、制度そのものが成り立ちません。生命保険では、契約者や受取人の故意、被保険者の一定期間内の自殺、戦争その他の変乱などが代表的な免責事由として定められています。
医療系の保険では、責任開始日より前に発病していた病気を対象外とする定めが重要です。がん保険では、契約後の一定期間内に診断が確定した場合は支払わず契約も無効とする、いわゆる待機期間を設けるのが一般的で、90日または3か月とする商品が多く見られます。加入を考えるきっかけが自覚症状であった場合に、想定どおりに働かない原因になります。
具体例・注意点
免責事由は保険金を支払わない約束であり、健康状態を告げなかったことを理由に契約を解除する告知義務の違反とは別の話です。両者は重なることもありますが、根拠となる条文が異なります。請求が認められなかったときは、まず約款のどの条項によるのかを確認してください。自動車保険や火災保険にも、地震による損害や無免許運転など固有の免責事由が置かれています。
関連用語
保険の申込時に健康状態や職業など重要事項を事実どおり申し出る義務。違反すると契約を解除され、保険金が支払われないことがある。
がんなどの診断確定に対して定額で一括支払われる一時金です。入院日数に連動しないため、通院治療や収入減など公的医療保険の対象外の支出に充てやすい一方、支払回数と上皮内新生物の扱いが商品ごとに異なります。
保険の対象が持つ評価額で、保険金の上限を決める基準になります。保険金額が下回れば一部保険、上回れば超過保険となり、いずれも無駄や不足が生じます。
告知項目を数問に絞って持病がある人でも入りやすくした保険です。保険料は通常型より高く、契約から1年間は給付金が半額になる削減期間を設ける商品が多いため、まず通常型で申し込んでみる順序が合理的です。
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