「診断給付金」とは
がんなど所定の病気と診断が確定したときに、治療費の実額とは関係なく定額でまとめて受け取れる一時金です。がん保険の中心的な給付として設けられていることが多く、使いみちは限定されません。
📌 投資判断のポイント
がんなどの診断確定に対して定額で一括支払われる一時金です。入院日数に連動しないため、通院治療や収入減など公的医療保険の対象外の支出に充てやすい一方、支払回数と上皮内新生物の扱いが商品ごとに異なります。
詳しい仕組み・意味
入院給付金が「入院1日あたりいくら」と日数に連動するのに対し、診断給付金は診断確定という一つの事実に対して一括で支払われます。金額は契約時に定めた額で、100万円や50万円といった単位で設定するのが一般的です。治療費だけでなく、通院の交通費、休業による収入の落ち込み、家事や育児を外部に頼む費用など、公的医療保険の対象にならない支出にも充てられます。
支払回数は商品によって差があり、契約期間を通じて1回限りのものと、前回の支払から2年経過などの条件を満たせば再度受け取れるものがあります。治療が長期化しやすい病気では、複数回受け取れるかどうかが保障の実質を大きく左右します。
具体例・注意点
診断確定の定義は約款で決まっており、医師の所見だけでなく病理組織検査などの裏づけを求めるのが通例です。また上皮内新生物と診断された場合は、支払額が減額されたり支払対象から外れたりする商品があります。加入前の発病を対象外とする免責事由や、契約から一定期間は支払われない待機期間の定めも確認が必要です。給付金は原則として非課税所得として扱われます。
関連用語
がん細胞が上皮内にとどまり基底膜を越えていない段階の腫瘍を指します。転移リスクが低いとされ、保険では悪性新生物と分けて給付額を減らす、または対象外とする商品があるため契約内容の確認が要ります。
保険会社が保険金を支払わないと約款で定めた事由です。故意の事故や戦争のほか、責任開始日前の発病、がん保険の90日程度の待機期間が代表例で、告知義務違反による契約解除とは根拠となる条文が異なります。
三大疾病で所定の状態になったとき死亡保険金を生前に受け取れる保険です。受け取ると契約が消滅するため保障の上乗せではなく前倒しであり、心疾患と脳血管疾患は状態が一定期間続くことを求める商品が多くあります。
高額療養費制度は医療費の月額自己負担を抑える公的制度。民間保険や現金準備の前提として確認したい。
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