特定疾病保障保険

制度・取引
よみ:とくていしっぺいほしょうほけん
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛 最終更新:2026-08-18
🗂 制度・取引を理解する ★★ 標準

「特定疾病保障保険」とは

がん、急性心筋梗塞、脳卒中のいわゆる三大疾病で所定の状態になったときに、死亡保険金と同額の保険金を生前に受け取れる保険です。三大疾病保障保険とも呼ばれます。

📌 投資判断のポイント

三大疾病で所定の状態になったとき死亡保険金を生前に受け取れる保険です。受け取ると契約が消滅するため保障の上乗せではなく前倒しであり、心疾患と脳血管疾患は状態が一定期間続くことを求める商品が多くあります。

詳しい仕組み・意味

通常の死亡保険は被保険者が亡くなったときに支払われますが、この保険は特定の病気で所定の状態に至った時点で、死亡保険金を前倒しで受け取れる形になっています。受け取った時点で契約は消滅し、その後に亡くなっても死亡保険金は支払われません。つまり保障が上乗せされるのではなく、受け取る時期が前へ動く設計です。

支払要件は病気ごとに定められています。がんは診断確定が要件になるのが一般的ですが、急性心筋梗塞や脳卒中は、労働の制限を必要とする状態が60日以上続いたことなど、症状の重さと持続期間を条件とする商品が多く見られます。近年は要件を緩め、所定の手術や入院を受けたことで支払う商品も増えています。

具体例・注意点

三大疾病という名称から広く支払われる印象を持ちやすいものの、実際には約款の状態要件を満たすかどうかで結果が変わります。加入を検討する際は、病名ではなく支払要件の文言を読むことが要点です。がんだけを対象とする保険と比べて保険料は高くなりやすいため、診断給付金を中心とした保障で足りるかを含めて比較するとよいでしょう。保険料は要件を満たせば生命保険料控除の対象になります。

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