高年齢再就職給付金

制度・取引
よみ:こうねんれいさいしゅうしょくきゅうふきん
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛
🗂 制度・取引を理解する ★★ 標準

「高年齢再就職給付金」とは

雇用保険の基本手当を受けたあと、60歳以降に再就職して賃金が下がった人に支給される給付金です。高年齢雇用継続給付の2つのうち、離職を経た人が対象となるほうにあたります。

📌 投資判断のポイント

基本手当を受けたあと60歳以降に再就職し、賃金が75パーセント未満に下がった人が対象。支給残日数200日以上なら2年、100日以上なら1年支給されるが、再就職手当とは併給できず選択制になる。

詳しい仕組み・意味

受けるには3つの条件があります。基本手当の算定基礎期間が5年以上あること、再就職した日の前日時点で基本手当の支給残日数が100日以上あること、そして安定した職業に就いて被保険者になったことです。賃金の判定は、基本手当の基準になった賃金日額を30倍した額と比べて75パーセント未満に下がっているかで行います。

支給される期間は残日数によって変わり、200日以上なら再就職日の翌日から2年、100日以上200日未満なら1年です。ただし65歳に達した月が上限になります。支給額は各月の賃金に支給率を掛けた額で、低下率が64パーセント以下なら10パーセントです。

具体例・注意点

最大の注意点は再就職手当との関係です。同じ就職について一方を受け取ると、もう一方は受け取れません。再就職手当は残日数分をまとめて受け取る一時金、この給付金は毎月の賃金の一部を最長2年受け取る仕組みなので、賃金の下がり方と65歳までの残り期間で有利不利が変わります。申請期限も異なるため、再就職の条件が固まった段階で試算しておくのが安全です。

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