「逓減定期保険」とは
保険期間が経つにつれて死亡保険金の額が段階的に減っていく定期保険で、保険料は同じ保障額の定期保険より安く抑えられます。
📌 投資判断のポイント
時間の経過とともに死亡保険金が減っていく定期保険。子どもの成長で減る必要保障額に合わせる考え方で、保険料は割安。保障の減り方が家計の実態とずれると不足が生じる。
詳しい仕組み・意味
定期保険は決められた期間だけ死亡保障を持つ保険で、保険金額は通常一定です。逓減定期保険では、契約時の保険金額が毎年または一定の間隔で減っていき、満了時には当初の数分の1になるように設計されます。保険料は払込期間中は一定のままで、保障が減る分だけ、同じ当初保険金額の定期保険より安くなります。家族の生活費や子どもの教育費として必要な保障額は、子どもが成長し、残りの年数が短くなるにつれて減っていくため、その減り方に保障を合わせる考え方です。保険金を毎月の年金の形で受け取る収入保障保険と似た発想ですが、逓減定期保険は一時金で受け取るのが基本です。
具体例・注意点
40歳で当初3,000万円、65歳の満了時に600万円まで減る契約にすれば、末子が独立する頃には保障が小さくなり、その分の保険料を払わずに済みます。ただし、必要な保障額が思ったより減らないこともあります。子どもの進学が遅れた、住宅ローンの残高が多いまま残っている、といった場合は、途中で保障が不足するおそれがあります。解約返戻金はほとんどないのが一般的で、貯蓄の手段にはなりません。団体信用生命保険と保障が重なっていないかも確認します。
関連用語
所定の状態になったとき以後の保険料が不要になり、保障だけが続く特約。免除の条件は商品ごとに幅があり、上乗せされる保険料との釣り合いで判断する
生命保険料控除は保険料に応じた所得控除。節税より保障の必要性を先に確認したい。
生命保険で保険金を受け取る人として契約に指定されている人。契約者が保険期間中に変更でき、その際は被保険者の同意が要る。誰を指定するかで相続税・所得税・贈与税のどれになるかが変わる
保険の申込時に健康状態や職業など重要事項を事実どおり申し出る義務。違反すると契約を解除され、保険金が支払われないことがある。
三大疾病で所定の状態になったとき死亡保険金を生前に受け取れる保険です。受け取ると契約が消滅するため保障の上乗せではなく前倒しであり、心疾患と脳血管疾患は状態が一定期間続くことを求める商品が多くあります。
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