「スキミング」とは
スキミングとは、クレジットカードやキャッシュカードの磁気ストライプに記録された情報を、特殊な装置で抜き取って盗む犯罪の手口です。盗まれた情報で偽のカードが作られ、知らないうちに買い物や引き出しに使われます。
📌 投資判断のポイント
カードの磁気ストライプの情報を特殊な装置で抜き取り、偽造カードを作って使う犯罪の手口。本人のカードが手元に残るため発覚が遅れやすく、毎月の明細確認が被害を小さくする。
スキミングはどういう仕組み?
カードの裏にある黒い帯(磁気ストライプ)には、カード番号などの情報が記録されています。スキミングでは「スキマー」と呼ばれる読み取り装置を使って、この情報をこっそり読み取ります。お店の店員がカードを預かったすきに装置に通す方法や、ATMのカード挿入口に装置を取り付け、小型カメラで暗証番号の入力を盗み見る方法などがあります。盗んだ情報を空のカードに書き込んで偽造カードを作り、本物のカードと同じように使います。本人のカードは手元に残るため、被害に気づくのが遅れやすいのが特徴です。
スキミングの具体例と注意点は?
例えば、海外旅行中に飲食店でカードを預けて支払い、帰国して1〜2か月後の明細で、行った覚えのない国での利用が見つかるといった形で発覚します。ICチップの付いたカードはチップの情報の複製が難しいため、磁気ストライプだけのカードより被害に遭いにくいとされています。カードを店員に預けず目の前で決済してもらう、ATMの挿入口に不自然な部品がないか確かめる、暗証番号は手で隠して入力する、といった対策が有効です。
フィッシング詐欺との違い
スキミングは、物理的な装置でカードそのものから情報を抜き取る手口です。一方、フィッシング詐欺は偽のメールやウェブサイトに誘導して、利用者自身にカード番号やパスワードを入力させる手口です。前者は「カードを使う場所」、後者は「メールやサイト」に注意する点が違います。
被害に気づいたら
身に覚えのない利用を見つけたら、すぐにカード会社に連絡して利用を止め、警察にも相談します。多くのカード会社は、届け出からさかのぼった一定期間の不正利用を補償していますが、期間や条件はカードによって違います。明細を毎月確認する習慣が、被害を小さくする一番の方法です。
日ごろからできる対策
カードの利用通知をメールやアプリで受け取る設定にしておくと、身に覚えのない利用にすぐ気づけます。使っていないカードは解約し、持ち歩く枚数を減らすことも有効です。ATMを使うときは、周りに不審な人がいないか、カードの挿入口や暗証番号の入力部分に後から付けたような部品がないかを確かめます。海外では特に、人目の多い銀行の店内にあるATMを選ぶと安心です。
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本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。