定期保険特約付終身保険

リスク管理
よみ:ていきほけんとくやくつきしゅうしんほけん
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛) 編集方針
🗂 投資戦略・リスクを管理する ★★ 標準

「定期保険特約付終身保険」とは

一生続く終身保険を主契約にし、一定期間だけ大きな死亡保障を上乗せする定期保険特約を組み合わせた生命保険。かつて国内の大手生保が主力商品として販売し、「定期付終身」とも呼ばれる。

📌 投資判断のポイント

終身保険を主契約に、一定期間だけ大きな死亡保障を上乗せする定期保険特約を組み合わせた生命保険。特約は払込満了で終わり、更新型は更新ごとに保険料が上がる。

定期保険特約付終身保険はどういう仕組み?

典型的な設計は、終身保険200万円に定期保険特約2,800万円を付け、子育て期の死亡保障を合計3,000万円にするものである。特約部分は掛け捨てで保険料が安いため、少ない保険料で大きな保障を持てる。

定期保険特約には、10年や15年ごとに更新する更新型と、払込満了まで保険料が変わらない全期型がある。更新型は更新のたびに、その時点の年齢で保険料が計算し直されるため、40歳、50歳と更新するごとに保険料が上がる。

主契約の終身保険は保険料の払込みを終えても保障が一生続き、解約返戻金もある。一方、定期保険特約は掛け捨てで、特約の期間が終われば保障も返戻金も残らない。保険料の大半が特約部分に充てられている契約も多い。

定期保険特約付終身保険の具体例と注意点は?

保険料の払込みが60歳や65歳で終わると、定期保険特約も終わり、残るのは主契約の終身保険だけになる。3,000万円の保障があると思っていても、65歳以降は200万円になる、という設計は珍しくない。

医療特約なども特約部分に含まれていることが多く、払込満了とともに医療保障もなくなる場合がある。保険証券で、主契約と特約それぞれの金額と保障期間を分けて確認することが大切である。

見直しの方法としては、特約だけを減額・解約する、契約転換制度で新しい契約に切り替える、別の保険に入り直すといった選択肢がある。転換は下取りに近い仕組みで、元の契約の予定利率が引き継がれない点に注意したい。

更新の案内は満了の数か月前に届くことが多いので、その時点で必要な保障額を見直す機会にしたい。

更新型と全期型の違い

更新型は加入時の保険料が安い代わりに、更新ごとに保険料が上がる。全期型は加入時から払込満了まで保険料が一定で、当初は更新型より高いが、総額では更新型より少なくなることが多い。

子どもが独立する時期など、大きな保障が必要な期間が決まっているなら、更新型の上乗せ保障をいつまで持つかを先に決めておくと、更新時に慌てずに済む。

保険証券では、主契約・特約ごとの保険金額、保険期間、更新の有無が別々の欄に書かれている。何歳でどの保障が終わるかを年表にしてみると、保障の谷間に気づきやすい。

関連用語

リスク管理 の他の用語

🏷 関連タグ

定期付終身保険 定期保険特約 更新型 生命保険の見直し

RECOMMENDED COURSE

この用語を、講座で体系的に学ぶ

意味だけでなく、投資判断にどう使うかまで専門家から学べます。

講座を見る →

⚠️ ご利用にあたって

本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。

講座を見る → 無料ガイドを受け取る