「任意整理」とは
裁判所を通さずに、債権者と直接交渉して返済条件を組み直す債務整理の方法です。
📌 投資判断のポイント
裁判所を使わず債権者と直接交渉して返済条件を組み直す方法です。対象とする債権者を選べる一方、信用情報に記録が残り、一定期間は新たな借入が難しくなります。
詳しい仕組み・意味
弁護士や司法書士、または公的なカウンセリング機関が本人に代わって各債権者と話し合い、将来の利息の扱いや返済期間を調整して、無理のない分割払いへ組み直します。裁判所の手続きを使わないため、対象とする債権者を選べる点が特徴です。住宅ローンや自動車ローンを対象から外し、他の借入だけを整理するといった組み立てもできます。
交渉に入ると、以後の請求や取り立ての窓口は代理人へ移ります。合意ができれば、その内容に沿った返済表が作られ、完済まで毎月の支払いを続けます。金融庁は多重債務の相談先として法テラス、日本弁護士連合会、日本司法書士会連合会、日本貸金業協会、日本クレジットカウンセリング協会、全国銀行協会などを案内しており、いずれも相談自体は無料です。
具体例・注意点
日本クレジットカウンセリング協会は、多重債務ほっとラインで相談を受け付け、条件が合えば無料で任意整理と家計管理の改善を支援しています。合意した条件は守る必要があり、支払いが滞れば交渉のやり直しになります。信用情報機関に記録が残り、一定期間は新たな借入やカードの発行が難しくなる点も理解したうえで選ぶ方法です。収入から生活費を引いた残りでは返済が終わらない見通しであれば、裁判所を使う手続きのほうが適することもあります。どれが合うかは事情によって変わるため、早い段階で窓口に相談するほうが選べる方法は多く残ります。
関連用語
貸付の上限金利を元本の額で3段階に定めた法律です。10万円未満は年20パーセント、100万円以上は年15パーセントで、これを超える利息の約束は超過部分が無効になります。
貸金業者からの借入を年収の3分の1までに抑えるルールで、1社ごとではなく全社の合計で判定されます。住宅ローンや自動車ローンは対象外、銀行の貸付けも枠の外です。
分割で払える権利を失い、残債の全額と遅延損害金を一括で請求される状態です。発生条件は契約書や約款に定められているため、延滞する前に条項を確認しておくことが大切です。
クレジット会社が審査で必ず照会する信用情報の集約先です。支払いの記録は一定期間残り、他社の審査でも参照されます。
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