代襲相続

制度・取引

よみ:だいしゅうそうぞく

「代襲相続」とは

一言でいうと

代襲相続とは、本来相続人になるはずだった子や兄弟姉妹が相続開始前に死亡するなどした場合、その人の子が代わって相続人になる仕組みです。

詳しい仕組み・意味

被相続人の子が相続開始前に死亡している、相続欠格に該当する、または廃除によって相続権を失っているときは、その子の子である孫などが代襲相続人になります。子の系統では、代襲者も先に死亡するなど一定の場合に、さらに下の世代が再代襲することがあります。兄弟姉妹が相続人となる場面でも、その兄弟姉妹が先に死亡しているなどの場合は甥・姪が代襲しますが、兄弟姉妹の系統では再代襲はありません。

具体例・注意点

父が亡くなり、本来相続人となる長男が父より先に死亡していて長男に子が2人いる場合、孫2人が長男の相続分を原則として分けます。一方、相続放棄は代襲原因ではないため、放棄した人の子が当然に代襲相続人になるわけではありません。養子やその子については、出生時期や親族関係によって扱いが変わることがあります。戸籍を出生から死亡までたどり、誰が代襲者になるかを確定する必要があります。

投資判断での使い方

代襲相続が発生すると相続人の人数や世代が増え、遠方居住者や未成年者が不動産共有へ加わる可能性があります。収益物件、山林、私道持分などは、共有後の管理と売却が複雑になりがちです。家系図と連絡先を早めに整理し、遺言、受取人指定、換金しやすい資産の配分を検討しましょう。税務では法定相続人の数や基礎控除にも影響するため、分割案を作る前に相続人を正確に確定します。

📐 計算式・数値の目安

代襲者の相続分 = 被代襲者が受けるはずだった相続分

📌 投資判断のポイント

相続放棄は代襲原因ではない。死亡・欠格・廃除との違いを区別する。

🏷 関連タグ

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