練行足

テクニカル
よみ:れんこうあし
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛) 編集方針
🗂 売買タイミングを考える ★★ 標準

「練行足」とは

決めた値幅だけ価格が動くたびに、同じ大きさのブロックを1つずつ積み上げていく日本式のチャート。時間を無視し、値幅に届かない動きは描かないため、トレンドの続き具合が見やすい。

📌 投資判断のポイント

決めた値幅だけ価格が動くたびに、同じ大きさのブロックを積み上げていく日本式のチャート。時間を無視し、値幅に届かない動きは描かないため、トレンドの継続と転換が見やすい。

練行足はどういう仕組み?

たとえば1ブロックを50円と決めると、終値が直前のブロックより50円以上上がったときに白いブロックを右上に1つ、100円上がれば2つ積む。下がった場合は黒いブロックを右下に積む。

一般的な設定では、向きを反転させるには、直前のブロックから2ブロック分の逆方向の動きが必要になる。50円ブロックなら、上昇中に100円以上下げて初めて黒いブロックが描かれる。

ブロックは時間の間隔と関係なく、値幅に届いた日だけ増えていく。1日に大きく動けば複数のブロックが一度に描かれ、何日も値動きが小さければブロックは1つも増えない。

練行足の具体例と注意点は?

白いブロックが続いている間は上昇トレンド、黒に変わったところを転換の候補とみる。ブロックが何個続いたかで、トレンドの強さを比べることもできる。

ブロックの幅を小さくすると転換が早く出る代わりにだましが増え、大きくすると転換の確認が遅れる。株価1,000円前後の銘柄で値幅を何円にするか、値動きの大きさを示すATRを目安に決める方法もある。終値で描くか高値・安値で描くかでも形が変わる。

上昇中の白いブロックの連続が途切れた後、もう一度白いブロックが現れたときは、押し目を作ってから上昇が再開した形と読むことがある。損切りや利益確定の目安を、ブロックの反転で機械的に決める使い方もある。

ブロックの色の付け方も、上昇を白、下落を黒とする日本式のほか、緑と赤で表すツールもある。

平均足との違い

平均足はローソク足の始値・終値を前の足の平均で置き換え、時間の流れに沿って1本ずつ描く。練行足は時間を無視し、決めた値幅に届いたときだけブロックを加える。

平均足は横ばいの期間も足が並ぶため、もみ合いの長さがわかる。練行足ではもみ合いの間は何も描かれず、値幅を伴う動きだけが残る。同じ「ノイズを減らす」目的でも、時間を残すかどうかが異なる。

どちらもローソク足の補助として使うのが一般的で、売買のタイミングはローソク足や出来高で確かめるのが基本である。練行足だけで判断すると、ブロックが描かれるまでの値動きを見落とす。

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