「実地棚卸」とは
実地棚卸とは、倉庫や店にある商品や材料を、実際に数えて、帳簿上の数量と照らし合わせる作業のことです。
📌 投資判断のポイント
在庫を実際に数えて、帳簿の数量と照らし合わせる作業。差は棚卸減耗として処理し、在庫と売上原価の正確さを支える。
実地棚卸はどういう仕組み?
帳簿には、仕入れた分と売った分の記録から計算した在庫の数が載っています。ところが、紛失、盗難、記録のミスなどで、実際にある数とずれが出ます。そこで決算のときなどに、人が実際に数えて確かめます。これが実地棚卸です。数えた結果と帳簿の差は、棚卸減耗として費用にし、帳簿を実際に合わせます。在庫の金額は、貸借対照表の資産と、売上原価の計算の両方に関わるため、正確に数える必要があります。
実地棚卸の具体例と注意点は?
数え間違いや、数える日に出荷があった場合の扱いの違いで、利益がずれることがあります。そのため、手順を決め、複数の人で確認するのが一般的です。外から見えない部分でも、在庫を実際に数えているかどうかは、決算の信頼性を支える大事な作業です。会計監査では、監査人が棚卸に立ち会うこともあります。
棚卸減耗との関係
棚卸減耗は、実地棚卸で数えた結果、帳簿よりも実際の数が少なかったときに生じる差のことです。実地棚卸は数える作業そのもの、棚卸減耗はその結果として出てくる差、と分けて覚えると分かりやすくなります。毎期ふつうに起きる範囲の減耗は、売上原価などに含めて処理されます。
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本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。