ノンリコースローン

制度・取引
よみ:のんりこーすろーん
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛 編集方針
🗂 制度・取引を理解する ★★ 標準

「ノンリコースローン」とは

返済の原資を担保にした物件だけに限定し、物件を売っても借金が残った場合に、借り手のほかの財産まで請求されない融資です。

📌 投資判断のポイント

担保物件の売却代金で返しきれなくても、残りを借り手のほかの財産に請求しない融資。貸し手が価値下落を負うため融資額は抑えめで、残債免除には課税の可能性がある。

詳しい仕組み・意味

通常の融資(リコースローン)では、担保を処分しても返しきれない残りの債務は、借り手が給与や預金などほかの財産から返す義務を負います。ノンリコースローンは、債務を履行するための責任財産を融資対象の物件に限る約束を契約に盛り込みます。貸し手は物件の価値下落のリスクを自分で負うため、融資額を物件価値に対して低めに抑えたり、金利を高めに設定したりするのが一般的です。不動産投資の分野では、特別目的会社が物件の賃料収入を返済に充てる形で使われてきました。

具体例・注意点

個人向けでは、住宅金融支援機構のリ・バース60にノンリコース型があり、契約者が亡くなって担保物件を売却しても債務が残った場合、相続人は残りを返す必要がありません。2025年度の申請分では99.8%がノンリコース型を選んでいます。ただし、返済が不要になった残債務は債務免除益とみなされ、一時所得として所得税等が課税される可能性があると機構は注意を促しています。借り手の責任が限定されるぶん融資条件は厳しくなるため、借りられる額が想定より少なくなることもあります。契約書で、返済の責任が担保物件の範囲に限られる条件と、その例外として借り手が責任を負う場合が定められていないかを確認しておくと安心です。

関連用語

制度・取引 の他の用語

🏷 関連タグ

ノンリコース 融資 不動産担保 リバースモーゲージ

RECOMMENDED COURSE

この用語を、講座で体系的に学ぶ

意味だけでなく、投資判断にどう使うかまで専門家から学べます。

講座を見る →

⚠️ ご利用にあたって

本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。

講座を見る → 無料ガイドを受け取る