NAHB住宅市場指数

経済指標
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監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛) 編集方針
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「NAHB住宅市場指数」とは

全米住宅建設業協会(NAHB)がウェルズ・ファーゴと共同で毎月公表する、戸建て住宅の建設業者の景況感を表す指数です。英語ではHousing Market Index(HMI)と呼ばれます。

📌 投資判断のポイント

全米住宅建設業協会が戸建て住宅の建設業者に毎月行う景況感調査。0から100で表し、50を上回れば良好と答える業者が多い。住宅着工件数の前に公表され、住宅市場の先行きを読む材料になる。

NAHB住宅市場指数はどういう仕組み?

調査は戸建て住宅の建設業者を対象に、次の3つの項目について「良い」「普通」「悪い」などで答えてもらう形で行われます。

  • 現在の新築戸建て住宅の販売状況
  • 今後6か月の販売見通し
  • 購入を検討する見込み客の来場状況

回答を集計し、0から100の範囲で指数にします。50を上回れば、市況が良いと答える建設業者が悪いと答える業者より多いことを意味します。公表は通常、毎月中旬で、同じ月の住宅着工件数より前に出ます。

出典: NAHB「NAHB/Wells Fargo Housing Market Index(HMI)」

NAHB住宅市場指数の具体例と注意点は?

NAHBの公表によると、2026年9月の指数は前月から3ポイント下がって32でした。内訳は、現在の販売状況が35、今後6か月の見通しが37、見込み客の来場状況が23です。同じ調査で、値下げをした建設業者は38%、販売促進策を使った業者は66%とされ、数字の上でも買い手を集める難しさが表れています。

住宅ローン金利が上がると、見込み客の来場が先に減り、指数が下がりやすくなります。指数は建設業者の感覚を尋ねた調査なので、実際の着工や販売の数字とは時間差があります。

指数は北東部・中西部・南部・西部の4地域別にも公表されます。地域ごとの住宅価格や人口の移動の違いが表れるため、全体の数字が同じでも、どの地域が落ち込みを主導しているかによって先行きの読み方が変わります。

住宅着工件数との違い

住宅着工件数は、実際に工事が始まった住宅の戸数を数える統計です。NAHB住宅市場指数は、その前段階にある建設業者の見通しを表します。指数が50を大きく下回る状態が続くと、数か月後の着工の減少につながりやすいため、住宅関連株や住宅ローン金利の動向とあわせて先行指標として使われます。

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