「欠員率」とは
企業が募集しているのに埋まっていない求人が、働いている人の数に対してどれくらいあるかを示す割合です。人手不足の強さを測ります。
📌 投資判断のポイント
未充足求人数を常用労働者数で割って求めます。求人倍率が需給の比較であるのに対し、企業の内部から見た人手の不足度合いを表す点が違います。
欠員率はどういう仕組み?
厚生労働省の雇用動向調査では、未充足求人数を常用労働者数で割って100を掛けた値として集計されます。未充足求人とは、企業が採用活動をしているのにまだ人が決まっていない求人のことです。求人倍率が求職者との比較で需給を見るのに対し、欠員率は現在の従業員数を分母に置くため、企業内部から見た不足の度合いが分かります。産業別に見ると、医療・福祉や宿泊・飲食サービスなど人手不足が慢性化している業種で高く出る傾向があります。
欠員率の具体例と注意点は?
欠員率が高いことは、求職者にとっては就職しやすい環境を意味します。一方で企業にとっては、賃上げか業務縮小かの判断を迫られている状態でもあります。ただし求人が埋まらない理由には賃金水準や勤務条件も含まれるため、数字が高いからといって求職者が単純に有利とは限りません。賃金指数や有効求人倍率と合わせて読むのが実務的です。
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