「利付債」とは
保有しているあいだ、決められた時期に利子が支払われる債券です。償還日には額面が戻ります。利子の支払いがない割引債と対になります。
📌 投資判断のポイント
保有しているあいだ、決められた時期に利子が支払われる債券です。償還日には額面金額が戻り、利子の支払いがない割引債と対になります。表面利率と実際の利回りは購入価格によって食い違います。
詳しい仕組み・意味
利付債は、券面に表示された利率にもとづいて、年1回または年2回といった決められた時期に利子が支払われる債券です。この利率を表面利率、支払われる利子をクーポンと呼びます。額面100円あたりの利子額は表面利率で決まり、償還日には額面金額が償還されます。日本の国債では、利率が発行時に固定される固定利付債のほか、市場金利に連動して利率が変わる変動利付債も発行されています。これに対して割引債は利子の支払いがなく、額面より低い価格で発行して、償還時の差額が収益になる形をとります。
具体例・注意点
表面利率と利回りは別のものです。表面利率は額面に対する利子の割合であり、実際の収益率は購入価格によって変わります。額面より高い価格で買えば利回りは表面利率を下回り、低い価格で買えば上回ります。定期的に受け取る利子はそのつど課税されたうえで手元に入るため、受け取った利子を再び投じるかどうかで最終的な成果が変わります。途中で売却すればその時点の市場価格での取引になり、金利が上がった局面では価格が下がっている点にも注意してください。
関連用語
利息がない代わり額面より安く発行され満期に額面で償還される債券。差額が利益で、途中利払いがないぶん自動的に複利運用となる。金利変動への感応度が同満期の利付債より大きく、金利低下で大きく値上がり、上昇で大きく値下がりする。
couponは債券保有中に受け取る定期的な利息。bond-yieldとは違い、発行時に決まる約束の利率であり、債券の実際の利回りや安全性そのものを示す数字ではない。
国や企業にお金を貸し、利息と元本返済を受ける投資商品。安定収益が特徴だが、金利や信用リスクの影響を受ける。
利率が指標金利に連動して定期的に見直される債券。金利上昇時に価格が下がりにくい一方、金利低下時は受け取る利息も減る。
満期利回りは債券を満期まで持った場合の年率リターン目安。クーポンだけでなく購入価格と償還価格の差も含めて見る。
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