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三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)・三井住友フィナンシャルグループ(8316)・みずほフィナンシャルグループ(8411)は「3メガバンク」と呼ばれる日本最大の銀行グループです。このグラフは3社の株価の2年間の推移を比較しています。なぜいま銀行株が注目されるかというと、日本銀行が「長年続けてきたマイナス金利政策を終了し、利上げに踏み切った」という歴史的な転換が起きたからです。
「金利が上がると銀行が儲かる」という仕組みを説明します。銀行は私たちから預金を集めて企業や個人に貸し出します。金利が低い時代は「預金利息0.001%で集めて、貸出し金利1%で貸す」という薄い利ざやしか取れません。しかし金利が上がると「貸出し金利は上がりやすいが、預金に払う金利はすぐには上がらない」ため、その差(ネット金利収入)が大きくなります。「金利上昇=銀行の収益増加」という関係です。
日本は2016年からマイナス金利政策を続けてきましたが、2024年にこれが終了し、0.1%→0.25%→0.5%と段階的な利上げが始まりました。30年ぶりに「普通預金に利息がつく時代」が戻ってきたのです。メガバンクの株価はこの変化を先取りして大きく上昇しており、このグラフにその歴史的な動きが記録されています。
生活への影響として、「住宅ローンの変動金利が上がる可能性がある」という点があります。変動金利型の住宅ローンを組んでいる方は、今後の日銀の利上げ動向を注視することが大切です。一方で「普通預金・定期預金の金利も少しずつ上がる」という恩恵もあります。「お金を銀行に預けていてもゼロに等しい時代」から「少しでも利息がつく時代」への転換は、家計の資産管理の見直し時期でもあります。
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