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金(GLD) vs S&P500(SPY) — 「有事の金」テーマの検証

🔄 最終更新: 2026-04-20 | 📊 所得向上委員会 データルーム
金ETF(GLD)とS&P500(SPY) 1年正規化パフォーマンス比較折れ線グラフ

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このデータから何を読み取るか

「金(ゴールド)」は数千年にわたって「価値の保存手段」として使われてきた資産です。「有事の金(ゆうじのきん)」という言葉があるように、戦争・経済危機・インフレなど不安定な局面で安全資産として買われる性質があります。GLD(ゴールドETF)はS&P500に連動するSPYと比較して、「株式市場と逆に動く(逆相関)」傾向があるとされてきました。このグラフはその関係を1年間のデータで検証したものです。

なぜポートフォリオに金を組み込むことが推奨されてきたかを説明します。「分散投資」の基本は「異なる動きをする資産を組み合わせること」です。株が下がるときに金が上がれば、全体の損失を和らげることができます。「資産全体の価値を守る(守備的な役割)」という金の特性が、「株式60%・金10%・債券30%」のようなポートフォリオ構築の考え方につながっています。

2024〜2025年の金市場に注目すべき新しい動きがありました。「金利が高い時代は金が売られる(金は利子を生まないため)」という従来の常識が崩れ、高金利環境にも関わらず金価格が上昇を続けました。その背景には「各国の中央銀行(特に中国・インド・ロシアなど)が外貨準備の金を増やしている」という構造変化があります。従来の「金と金利の逆相関」が変化している可能性を示す重要なデータです。

金をどう活用するかについて、初心者向けのアドバイスです。金そのものを買うことはハードルが高いですが、「金ETF(GLD・IAU)」「金積立(田中貴金属など)」などを通じて間接的に投資できます。NISAでも金ETFは成長投資枠で購入可能です。ポートフォリオ全体の5〜10%程度を金に配分することで、「株式市場が大きく下落したときの緩衝材」となる可能性があります。

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