「円建てリターン」とは
外貨建ての資産で得た成果を、円に換算して測ったリターンです。現地での値動きと為替の変動の両方が含まれます。
📌 投資判断のポイント
外貨建て資産の成果を円に換算したリターンで、現地の値動きと為替の変動の両方を含みます。日本で生活する立場で実際に使えるのはこちらの数字です。
詳しい仕組み・意味
海外資産の運用成果は、現地通貨建てのリターンと為替の変動をかけ合わせた形になります。現地通貨で1.05倍になり、その間に円がドルに対して1.10倍まで安くなっていれば、円建てでは1.05に1.10を掛けた1.155倍です。逆に円高が進めば、現地で増えていても円に直すと減ることがあります。
日本に住み、円で生活費を払う立場では、実際に使えるのは円建てのリターンのほうです。運用会社の資料に載る指数のリターンが現地通貨建てなのか円換算後なのかは、必ず確認する必要があります。
具体例・注意点
現地で5パーセント上がっても、円が10パーセント高くなれば円建てではおよそ5パーセントのマイナスです。為替はどちらにも動くため、短い期間では現地の値動きより為替の影響が大きく出ることがあります。長期で積み立てる場合は買う時期が分散されますが、取り崩す局面では為替の水準がそのまま受取額に効いてくる点に注意してください。
関連用語
外貨建て資産の円換算価値が為替変動で上下するリスク。株価が上がっても円高が進めばリターンは相殺される。ヘッジで抑えられるが金利差ぶんのコストがかかる。円に収入も資産も集中している人には、外貨を持つこと自体が通貨分散にもなる。
通貨同士の交換比率であり、FX取引の基準となる価格。金利差や経済状況など複数の要因で変動する。
名目リターンからインフレ率を差し引いた購買力ベースの本当の増え方。名目で増えても物価上昇が上回れば実質は目減りする。低金利下の預金は元本が減らなくても実質マイナスになりうる。老後計画は名目でなく実質で見積もると計画倒れを防げる。
投資成果は値上がり益だけでは判断できない。配当、分配金、再投資効果を含めたトータルリターンを見ることで、本当の運用成績を把握しやすくなる。
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本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。