「貿易収支」とは
モノの輸出額から輸入額を差し引いた、商品取引の収支。
📌 投資判断のポイント
貿易収支は、モノの輸出入だけに注目した収支。経常収支より範囲が狭く、為替、資源価格、世界景気の影響を強く受ける。
📐 計算式・数値の目安
貿易収支 = 輸出額 − 輸入額
詳しい仕組み・意味
貿易収支は、海外に売ったモノの金額である輸出額から、海外から買ったモノの金額である輸入額を差し引いた指標だ。輸出が輸入を上回れば貿易黒字、輸入が輸出を上回れば貿易赤字になる。
経常収支の一部ではあるが、経常収支そのものではない。経常収支には、旅行、輸送、知的財産、海外投資からの利子・配当なども含まれる。
具体例・注意点
輸出企業が多い国では、世界景気が強いと輸出が増え、貿易収支が改善しやすい。一方、エネルギーや食料の輸入依存が高い国では、原油価格や為替の影響で輸入額が膨らみ、貿易赤字になりやすい。
円安は輸出企業に追い風とされるが、輸入価格も押し上げる。資源高と円安が重なると、輸出増の効果を輸入額の増加が打ち消すこともある。貿易収支を見るときは、為替、資源価格、世界景気をセットで確認したい。
関連用語
経常収支は、貿易だけでなくサービスや海外投資収益も含む国全体の稼ぐ力。為替や国の信用力を長期で見るうえで、貿易収支との違いを押さえたい。
名目金利はインフレを考慮しない見た目の金利で、多くのinterest-rateはこれを指す。資産の実質的な増減を判断するには、real-interest-rateとの違いを理解することが重要。
財政赤字は政府支出が収入を上回る状態。不況時の景気下支えとして機能する一方、長期化すれば国債利回りやインフレへの不安材料にもなり得る。
実質金利は名目金利からインフレ率を差し引いた、購買力ベースの金利。見た目の金利がプラスでも、物価上昇が上回れば実質ではマイナスになる。
経済指標 の他の用語
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⚠️ ご利用にあたって
本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。