残存年限

債券・金利
よみ:ざんぞんねんげん
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛 編集方針
🗂 金利・為替・債券を理解する ★★ 標準

「残存年限」とは

債券について、今の時点から償還日までに残っている期間のことです。単純に暦のうえで何年何か月残っているかを表します。

📌 投資判断のポイント

債券の償還日までに残っている暦のうえの期間です。利息の受け取り時期まで加味したデュレーションとは別物で、途中で売る可能性があるほど長短の差が効いてきます。

残存年限はどういう仕組み?

発行時の期間を表す発行年限に対して、時間の経過とともに短くなっていくのが残存年限です。市場では、残存年限ごとに利回りを並べたものがイールドカーブになります。同じ十年債でも、発行された直後のものと発行から七年経ったものでは残存年限が違うため、価格の動き方も異なります。金利が動いたときの価格変動の大きさを測るにはデュレーションを使いますが、こちらは利息の受け取り時期まで加味した加重平均であり、単純な残りの期間とは別の概念です。

残存年限の具体例と注意点は?

個人向けの債券を選ぶときは、残存年限が長いほど金利が上がったときの価格の下落が大きくなる傾向を押さえておきます。満期まで持ち切る前提なら途中の価格変動は実現しませんが、途中で売る可能性があるなら残存年限は重要な判断材料です。投資信託の場合は、組み入れている債券の平均残存年限が月次のレポートに載っていることが多く、その水準からファンドの金利感応度をおおまかにつかめます。

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