「比例填補」とは
保険金額が対象物の評価額に対して不足している場合に、その不足の割合に応じて支払う保険金を減らす仕組みです。一部保険のときに働きます。
📌 投資判断のポイント
保険金額が評価額に不足している分だけ支払保険金を減らす仕組みで、全損だけでなく一部損でも減額されます。保険料を下げる目的で保険金額を絞ると取りこぼしが生じます。
詳しい仕組み・意味
保険金額を評価額より低く設定すれば保険料は安くなりますが、その分だけ保障も薄くなります。比例填補は、この関係を損害額の計算に反映させる考え方で、支払われる保険金は損害額に保険金額と評価額の比率を掛けた額になります。一部損の場合でも減額される点が重要です。
古い住宅火災保険では、保険金額が評価額の80パーセント以上であれば損害額の全額を支払い、それを下回ると比例填補にするという設計が広く使われてきました。現在の主流である価額協定タイプでは、あらかじめ評価額どおりの保険金額を設定することで、実際の損害額をそのまま支払う形になっています。
具体例・注意点
評価額2,000万円の建物に1,000万円の保険をかけ、500万円の損害が出た場合、比例填補では250万円しか支払われません。保険料を抑えようと保険金額を下げると、小さな損害でも取りこぼしが生じます。評価額そのものも建築費の上昇で変わるため、更新時に見直してください。
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本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。