「時価額」とは
損害保険で、建物や家財の価値を、新しく建て直したり買い直したりする費用から、使ってきた年数分の傷みを差し引いて評価した金額です。
📌 投資判断のポイント
新しく用意する費用から経過年数分の価値の減少を差し引いた評価額で、これを基準にすると全損でも建て直し費用に足りません。現在の火災保険は再調達価額基準が主流です。
詳しい仕組み・意味
損害保険の保険金額を決める基準には、時価額と再調達価額の2つがあります。再調達価額は同等のものを新しく用意するのに必要な金額で、時価額はそこから経過年数や使用による価値の減少を差し引いたものです。築年数が進んだ建物ほど、両者の差は大きく開きます。
時価額を基準にした契約では、全焼しても受け取れる保険金は建て直しに必要な額に届きません。このため現在の火災保険は再調達価額を基準とするものが主流になっていますが、古い契約や一部の商品では時価額基準が残っています。
具体例・注意点
再調達価額3,000万円の建物が築25年で時価額1,200万円と評価されていれば、全損時の保険金は1,200万円が上限です。差額の1,800万円は自己負担になります。証券に記載された評価基準の欄を確認し、時価額基準であれば更新のタイミングで見直しを検討してください。家財についても同じ考え方が当てはまります。
関連用語
リスク管理 の他の用語
🏷 関連タグ
時価額
火災保険
再調達価額
保険金額
⚠️ ご利用にあたって
本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。