「簿外債務」とは
簿外債務とは、実際には会社が負っているのに、貸借対照表に負債として載っていない債務のことです。
📌 投資判断のポイント
会社が実際に負っているのに、貸借対照表に載っていない債務。注記や調査で確かめ、見た目の負債の小ささだけで安心しない。
簿外債務はどういう仕組み?
貸借対照表には、借入金や買掛金など、会社が支払う義務を負債として載せます。ところが、他社の借金の肩代わりを約束している場合、訴訟で負けたときの賠償、会社が把握していなかった支払い義務などは、帳簿にのらないことがあります。これが簿外債務です。見た目の負債が小さくても、実際の負担は大きいかもしれないため、会社を買うときの調査(デューデリジェンス)などでまず確かめる項目のひとつです。
簿外債務の具体例と注意点は?
決算書を読むときは、本文の数字だけでなく、注記も確かめます。他社の債務を肩代わりする約束や訴訟などの可能性は、偶発債務として注記に書かれることがあります。意図的に隠すと粉飾になる場合もあります。簿外にあるものがすべて悪いわけではありませんが、負債の大きさを数字だけで判断しないことが大切です。
偶発債務との関係
偶発債務は、将来、条件が起きたときに支払いが発生するかもしれない債務のことで、簿外債務の代表例のひとつです。保証や訴訟のように、いまは確定していなくても、可能性があるものを注記で知らせます。簿外債務のほうが広い言葉で、確定しているのに載っていないものも含みます。
関連用語
「決算書・会計」の他の用語
🏷 関連タグ
簿外債務
貸借対照表
注記
⚠️ ご利用にあたって
本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。