「正味現在価値」とは
将来入ってくるお金を今の価値に割り引いて合計し、そこから最初に出ていくお金を差し引いた金額です。プラスなら価値を生む投資と判断されます。
📌 投資判断のポイント
将来のキャッシュフローを現在価値に割り引いた合計から初期投資を引いた金額で、ゼロを上回れば投資に値すると判断します。割引率の置き方で結果が大きく動く点に注意が要ります。
詳しい仕組み・意味
同じ100万円でも、今の100万円と10年後の100万円では価値が違います。将来のお金は、資金を用意するのにかかる利回りなどを割引率として使い、現在の価値に換算します。各年のキャッシュフローを割り引いた合計から初期投資額を引いたものが正味現在価値です。
判断基準は単純で、ゼロを上回れば投資額以上の価値を生み、下回れば生まないことになります。似た指標である内部収益率は、正味現在価値がちょうどゼロになる割引率を求めたもので、両者は表裏の関係にあります。
具体例・注意点
結果は割引率の置き方で大きく動きます。金利が上がる局面では割引率も上がり、遠い将来のキャッシュフローほど今の価値が小さく評価されるため、回収に時間のかかる投資ほど不利になります。前提を1つに固定せず、割引率とキャッシュフローをいくつか変えて計算し、結論がどの範囲で変わるのかを確かめてください。
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本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。