「一般信用取引」とは
返済期限や対象銘柄を、投資家と証券会社が個別に決める信用取引のこと。
📌 投資判断のポイント
返済期限や対象銘柄を証券会社が個別に定める信用取引で、無期限とする会社が多い。金利は制度信用取引より高めで、売り建ては在庫次第。期限がない分、撤退の水準は自分で決めておく必要がある。
詳しい仕組み・意味
制度信用取引が取引所のルールで動くのに対し、一般信用取引の条件は証券会社ごとに定められる。返済期限は無期限とする会社が多く、3年などの期限を設ける会社もある。対象銘柄も、制度信用銘柄に選ばれていない銘柄まで広げられることがある。
条件が柔軟な代わりに、金利は制度信用取引より高めに設定されるのが一般的である。売り建てができるかどうかも証券会社の在庫次第で、在庫がなければ新規の売り建てはできない。
具体例・注意点
期限がないことは、損失を確定させずに持ち続けられるという意味でもある。制度信用取引のような6か月の期限がない分、含み損を抱えたまま金利を払い続ける状態になりやすい。期限の代わりに、自分で撤退の水準を決めておく必要がある。
もうひとつ知っておきたいのは、逆日歩が発生しない代わりに、売り建てには貸株料がかかる点である。証券会社によっては、株主優待の権利確定日前後だけ在庫が枯渇し、売り建ての在庫料が通常より高くなることもある。条件は会社ごとに異なるため、取引の前に金利、貸株料、在庫の有無を確認しておきたい。
関連用語
借入によって資金以上の取引ができる仕組みで、利益も損失も拡大する。レバレッジ効果により高リスクとなるため慎重な管理が必要。
取引所のルールに沿った信用取引で、返済期限は最長6か月、対象は制度信用銘柄に限られる。金利は低めだが、売り建てには逆日歩が発生することがあり、金額は事前にわからない。期限が来れば含み損でも決済が必要になる。
貸株は保有株を貸して金利を得る仕組み。優待や権利の扱いに注意が必要。
信用取引の担保として証券会社に預ける資金で、売買代金の30パーセント以上が必要になる。代用有価証券でも用意できるが、相場下落時は建玉の含み損と担保の値下がりが同時に来て維持率が二重に悪化する。
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