「間口狭小補正」とは
道路に接する間口が標準より狭い宅地の使いにくさを、相続税・贈与税の路線価評価へ反映する補正です。地区区分と間口距離に応じた間口狭小補正率を使います。
📌 投資判断のポイント
間口狭小補正率は地区区分と間口距離で決まる。無道路地や不整形地との評価関係も確認する。
📐 計算式・数値の目安
基本評価額 = 画地補正後の1平方メートル価額 × 間口狭小補正率 × 地積
詳しい仕組み・意味
路線価へ奥行価格補正などを行った1平方メートル当たりの価額に、国税庁の間口狭小補正率を乗じ、地積を掛けるのが基本です。補正率は普通住宅地区、商業地区、工場地区などの地区区分と間口距離によって異なります。間口とは単に道路沿いの境界線総延長ではなく、宅地の形状や接道状況に即して判定します。不整形地や無道路地では別の評価手順があり、不整形地補正と間口狭小・奥行長大補正を都合よく重複適用できない場合があります。
具体例・注意点
路線価25万円、奥行補正後の単価24万円、間口狭小補正率0.90、地積150平方メートルなら、基本は24万円×0.90×150=3,240万円です。ただし補正率表は年度や地区区分を正しく確認します。旗竿地の路地状部分、複数道路に接する土地、間口が途中で変化する土地は測り方が単純ではありません。建築基準法上の接道義務を満たさなければ、間口狭小補正だけでなく無道路地評価の検討が必要です。
投資判断での使い方
狭い間口は税務評価だけでなく、建物プラン、駐車、工事車両、店舗視認性、売却価格に影響します。地積測量図、公図、現況測量、道路種別をそろえ、税理士へ補正率と評価手順、建築士へ建築可能な間取りを確認しましょう。投資では補正後評価額と賃貸可能面積、建築費、出口価格を同じ表で比べます。間口寸法を実測してから購入・承継判断をすることが具体的なCTAです。
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⚠️ ご利用にあたって
本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。